４５ ページ46
『へぇ…アリババが盗賊団のトップ、ね…』
モ「はい。昨日使用人の方からそう聞いたんです」
私が寝たあとにアリババについて聞いたらしい。
アリババが盗賊団のリーダーである、と。
アラ「でも、
アリババくんはそんなことしないと思うなあ」
モ「そうですね…」
単純なツノ頭だけど悪いやつじゃないからな。
きっとアリババは違う人物だろう。
ラ「随分とそのアリババは優しい人なのね」
『？』
ラ「顔を見ればわかるわよ」
そんな表情にでやすいのか…？
ラ「そうね。丸わかりだわ」
整形しようかな…。
ラ「意味無いわよ！！」
あれ？なんか似たよーなことあったよーな…。
ラ「知らないわよ！！」
アラ「^^ 」
モ「……」
？
『2人とも黙ってどうしたんだ？』
アラ「Aお姉さんとラミーナお姉さんのお話、
とってもおもしろいねえ」
見ていてほっこりするよ
笑顔で言うアラジン…。どうしよ、かわいい。
モ「お二人を見ていると、なんだか安心します…」
ラ「それは良かったわ！」
そう言ってモルジアナの手を握るラミーナ。
モルジアナは少しおどおどしてる…。
やっぱ、急にやられるのはなれないんだな。
アラ「でも、本物のアリババくんを
どうやって探そうかな？こんなに広い国だし…。
モルさんも困ったね」
モ「ハイ…」
アラジンの言葉に頷くモルジアナ。
『そうか、｢霧の団｣のせいで船が泊まってるのか』
モ「どうすれば…」
ラ「あの変態男にでも聞いてみましょ！」
アラ「そうだね！
ご飯を食べる約束の時に聞いてみようか」
そんな約束してたのか…！
あの変態とまた合うなんて……最悪だ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 57人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「原作沿い」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：煎餅 | 作成日時：2019年2月12日 3時
