無気力少女の旅 (ページ42)

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私たちは今、バルバッドを歩いている。

旅をしてから見てきた国とは違う雰囲気がある…。

そんなとこも私の故郷に似てるなんてね。

シ「ここは代々、サルージャ一族という王族が

治めて盛り立ててきた国なのだよ。

しかし、先王が亡くなられてからは…

…国が乱れているようだね」

だから王制打破とか書いてあるのか…。

さっき見てた商人が集まったところを見ると、

安定した生活をしてる人達は問題はないのか。

そこから少し歩いて、高そうなホテルに着いた…。

シ「でも、ここなら安全だよ。

俺もいつも泊まっている国1番の高級ホテル！」

ラ「……。見るからに豪華…」

お金、足りるかな…。

アラジンとモルジアナも同じことを考えていたが、

変態がお金を出してくれるらしい。

それを喜んでるアラジンとモルジアナ、かわいい。

ラミーナは…、

豪華すぎるホテルを見て口が閉じてない。

！

変態が中に入ってった…。

『私たちも中に入ろう』

アラ「そうだね！」

モ「はい」

ラ「～♪」

ラミーナ、ルンルンすぎるだろ…。

シ「よしっ！じゃあ俺も部屋に行くとするか！」

「なんだきさま！あやしいやつめ！」

……。

変態が怪しいヤツとして捕まった…。

あたりまえだわ。

シ「えっ！？俺のどこがあやしいっていうんだ！」

「どう見てもあやしいだろうが！！」

めっちゃ守衛の人に同感します…。