もう1人の吉田松陽の弟子

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高「お前は誰ともやりあわねーのか？」


『……またその話…？』



いい加減飽きてきた。その質問。

まだあんま時間経ってないのに、

また説明するのめんどくさいんだけど。



高「俺がお前に聞いたのは初めてだろ」


『初めてでも話すのめんどくさいからやだ』



ていうか、銀時に勝つまでしか接点なかった私に、

なんで今更そんなこと聞くんだろう…。



『私以外にも、誰ともやってない奴もいるのに』


高「お前はここに住んでんだろ？なら俺と勝負しろ」


『いや理由がわけわからん』



｢松下村塾に住んでる奴はみんな強い｣

なんて誰が言ったんだコノヤロー。



『あんた、桂とかとはやらないの？

一緒の門下生だったんでしょ。

私じゃなくてそっちとやった方がいいも思うけど』


高「あいつは｢将｣だぞ」


『…｢将｣ってなに』



高杉曰く、｢将｣はむだな争いは普通しないらしい。

でもそしたら自分の強さ、わからない気がするけど。



『…今更だけど、銀時とやらなくていいの？』



あんなに銀時とやり合うために毎日来てるのに。



高「今日はもう勝った」


『あ、そうですか…』



置いていかれてる感半端ないですね…。



『私、銀時より弱いから他の子とやったら？』


高「他のやつはよく知らねェ」←



オイ。

松下村塾の生徒ならちゃんと馴染めよ。



『(((ﾎﾞｿｯ 私もあんたら以外名前知らないけど』


高「人のこと言えてねェから勝負しろ」



いや、今日の高杉意味わかんないんだけど。

なんで。

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