トントンシュミレーター【d！】【tn】 (ページ4)

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演劇の手伝いページ4

入学して1ヶ月

今日も何時も通り気付かれない様にコッソリA先輩の後ろに着いて登校した

むつー「あ、居た居たお～いトントンさん!」

そしたら下駄箱でクラスメイトで演劇部のむつーと言う渾名で親しまれて居る男子生徒に捕まった

むつー「ちょ〜っとだけ助けて欲しい!」

正直、面倒やと思ったけど…此処で恩を売っとけば必要な時に使える

トン「内容にもよるけど…どうしたん?」

むつー「実はここ最近部員の一人が体調不良で休んでて演劇の通しでの朝練…朝練どころか練習自体が出来てなくてだから、トントンさんにその人の代わりに役に入って俺達の演劇の手伝いをして欲しい」

トン「役とポジションは?」

むつー「殺人鬼役で主役だけどトントンさんなら大丈夫!絶対楽しいよ!」

トン「なんか複雑なんやけどその言われようまぁ、良えよ」

むつー「え、マジ!?助かる〜!じゃ、そうと決まれば…俺は先に体育館で待ってるからその荷物教室に置いてきてもらいたい。演技に必要無いからね」

言われた通り、教室に荷物を置いてから体育館に向かえば
7人程の生徒が体育館の壇上に上がって何かを話し合って居た

トン「あのー…むつーさんに頼まれた者ですけど」

ディ「おお!君がトントン君だねいや〜助かるよ。私は演劇部部長だ気軽にディズムと呼んでくれ」

トン「分かりました其れで…僕は具体的に何をすれば?」

ディ「嗚呼、君のやりたい様にやってくれて構わないなに、心配無いさ臨機応変に対応出来てこその演劇だからね」

トン「はえ…そうなんですね」

ディ「さあさあ、皆配置に着いてくれ」

彼の其の一声で皆の表情がガラリと変わった

ディ「今より一昔前1980年平日の朝…平穏な日常が始まるかと思いきや、殺人鬼の侵入を許してしまったとある学校が舞台

さぁ、殺人鬼の貴方は先ず何をする?」