時々糖度上昇のミニ妖怪ストレイドッグス【太宰】【短編】

ちびっちゃいだざぁからの手当て ページ3

朝から急いでたもんで

A「(ｸﾞﾘｯ)っ…あー…捻挫かな」

走って捻挫して放置して

帰って足を見たら腫れて激痛

＜ﾍﾟﾁﾝ＞

A「痛っ!だから、痛いって言ってる!」

太宰「ほっといたAが悪い自業自得…これでも心配してるのだよ?」

だったら思いっきり叩くなよ

A「これくらい大丈夫でしょ?包帯でも巻いときゃ治る」

太宰「……＜ｽﾀｽﾀ＞」

?急に立ち上がって太宰何処に行ったの

＜ｽﾀｽﾀ＞

A「あ、お帰……なんで包帯?てか、そのサイズでよく持ってこれたね!?」

＜ｸﾞﾙｸﾞﾙ＞

A「捻挫した所に巻いてくれてるって事はもしかしなくても私の為に持ってきてくれたんだね」

頑張って巻いてくれてる姿がなんか可愛い

＜ｸﾞﾙｸﾞﾙ＞

太宰「うん、我ながら綺麗に出来た」

A「太宰ありがとう」

太宰「お礼なら行動で示してほしーなー?」

A「ハイハイそこら辺にある葡萄酒でも日本酒でも飲んで良いから」

太宰「流石A分かってるね♪」


ｰｰｰｰ後日
A「ね、ねえ太宰」

太宰「な〜に〜A?」

A「もしかしなくても一瓶全部飲んだのって…太宰?」

太宰「私しかいないじゃないか」

A「へ、へ〜…そ、そうダネ」


まさかあの手のひらサイズで日本酒を一瓶飲みきるとは思ってもみなかった私であった

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