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ただの学園祭とは思えない程豪華な会場
派手な衣装に派手なマスク
参加者である此処の生徒達は全員これ等を身に纏わなければいけない
個人的には目に痛いのでもう少し控えめにしてほしかった(願望)
仮面舞踏会と銘打っているだけあって参加者はランダムでパートナーを変えながら踊らなければいけない
とは言ってもそこまで本格的にやるのでは無く、あくまで学園祭を楽しむ事が大前提
なので…
モブ夫A「えっと…良い…ですか?」
A「はい勿論」
ひたすら生徒会メンバーを避ける
マスク着けてるから誰が誰だか分からない…と、成るのが普通だが
元の世界で
私が生徒会メンバーを避ける理由はただ一つ
私が居ると鹿目ちゃん(一人)と生徒会メンバー(10人)の取り合い(逆ハー)が見れないと悟ったから
んで、良く考えたら私悪女ポジだから自分から行かない限り向こうから来る事は無い
と、思いたい(願望)
A「わっ!?」
足が縺れて体勢を崩してしまった私を転ばぬ様に抱き止めてくれたのは
?「っと…大丈夫?Aちゃん」
コバルトブルーがベースの衣装を身に纏う生徒
A「大先生…ありがとうございます」
鬱「ええよ あ、お礼は… 僕と踊って頂けますか?姫君」
A「……まあ…はい…」
鬱「いや…明ら様に嫌々OKされると…流石にヘコむで?」
A「ﾌﾌﾌ嘘ですよ ほら、踊りますよ…あ、ナンパしないで下さいね?」
鬱「そんな心配せんでもAちゃんしか」
A「被害者が可哀想なので」
鬱「酷ない!?」
A「ﾌﾌﾌ」
鬱「Aちゃん、絶対僕で面白がってるよな」
A「そんな事無いですよﾌﾌﾌ」
鬱「え〜絶対嘘やん せめて、えっちい意味で僕を弄んでや…ほら…」
A「…」
鬱「ああ嘘嘘嘘嘘ごめんごめんごめん待って待ってホンマにごめん嘘やってAちゃぁん!!無言でこの場去ろうとせんといてやぁ!!」
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作者名：凍てつく闇 | 作成日時：2019年3月7日 1時
