【銀魂】【名探偵コナン】 ２つの世界へトリップ

様子がおかしい ページ43

銀八side


天野Aのおかげで、真選組のあいつらに記憶があることがわかった。

あいつらは俺と同じように小さい時から前世の記憶があったらしく高校に入ってから江戸のメンツに再会して驚いたらしい。だが周りが気づいていないと察したあいつらは何もすることなく、今まで過ごしていたらしい



土「そういや、最近Aの様子がおかしいぜ先生」


そうやって屋上の床で寝転びながら教科書を広げるかつての鬼の副長

銀「その先生の言い方なんかムカつくんだけど。
様子がおかしいのはいつものことだろ」


近「いやーそれがな、休み時間とか昼の時間、ご飯も食わずに教室から出ていくんだよ」



山「後をついて行っても、ただ廊下を歩いて各教室をさりげなく見てるだけなんですよね。
おかしいと思いませんか旦那？」


記憶があるとわかった以上、先生と生徒として話すことが少なくなりこうしてたまに屋上で５人で集まる。

今日はAの話題だ


銀「好きなやつ探してんじゃねぇの？」

近「そんな感じではなかったな。思えばあの金髪の外国人にあった日からおかしいよな」


山「そうですね。なにか怯えてるようにも感じますし、神経張り詰めてるというか。授業中も何か考え事しているような感じでしたし」




銀「・・・沖田君は興味なさそうだけど。心配じゃねぇの？」


沖「別に。近藤さんたちがなんでこんなにあいつのこと心配してるのか全くわかりやせん。
ほっとけばいいじゃねぇですか」



本当に興味なさそうにアイマスクをつけて寝ているその姿は昔と変わらなくて面白い



銀「あいつは訳あり生徒だからなー。色々抱えててもおかしくねぇ。
俺もあいつから話聞いてみ・・・お、噂をすれば発見」



向かいの校舎の廊下を歩く天野Aを発見した。
どうやらあの新人英語教師と談笑しているらしい


土「英語もペラペラだし話が合うんだろうな」


山「うわ！今あの先生Aちゃんの手にキスして別れましたよ！？えあれセクハラじゃないんですか？」



沖「どうせあいつも鼻の下伸ばして喜んでんだろ」


銀「・・・いやそうでもねぇな。キスされた手、制服のスカートで拭いてやがる。つか、後ろ姿めっちゃ睨んでんだけど」


あの新人教師、他の生徒にベタベタくっつかねぇがAには妙に執着してるな。

本当にセクハラだったら色々大変なんだけど・・・

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