買い出し ページ26
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私が最近思うこと。それはクラスメイト、いわゆる銀魂キャラをもうただのキャラクターとして見れないということ
たとえ、キャラクターであっても私は彼らと同じように学校生活を送っている。
だんだんと私は元の世界の心配なんてしなくなった
沖「おい、なにボケっとしてんでィ通行の邪魔だ」
『ぎゃ!』
いつの間にか廊下のど真ん中に突っ立ってしまったのか後ろから容赦無く背中を蹴られる
『ほんと容赦ないな。そこがいいんだけど』
沖「お前に気を使ってどうすんでィ」
最初は嫌悪感をものすごく出していた沖田も、私に慣れたのか今では普通に会話をしてくれるようになった。
でも、私はここ最近予想外のことに直面している
「またあの子。最近総悟くんに近すぎじゃない?」
「あのこ帰国子女なんでしょ?調子乗ってるわよね」
いや理不尽んんん!なんじゃそりゃ!
最近増えた私に聞こえるような悪口。こういった子達は昔から大嫌いだ。
『沖田、陰で悪口いう人ってどう思う?』
わざと大きな声で沖田にきく。
私の笑顔を読み取ったのか彼ははっきりと答えた
沖「うんこ以下」
その言葉を聞き、廊下のすみで固まっていた女子がバラバラと走っていく。
『・・・まさか乗ってくれるとは。あざっす!!』
沖「あいつらうぜえから便乗してやっただけでィ調子のんな」
『はーい』
大変だな、モテる男も。
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沖「おいバカ女」
授業後、突如私の机の横にやって来たのは王子・・じゃなかった沖田
『へい、何かね?』
沖「キャラ毎回ブレすぎな。
お前、俺の役に立ちてぇか?」
手に持ってるバインダーをチラチラと見せてくる。そのバインダーには、買い物リストのような物が貼られている
一体なんなのだろうか
沖「剣道部の買い出し」
『別にいいけど・・・さすがにこの量私で持てそうにないぞ?鬼畜ですか』
沖「アホか。俺も行くんでさァ」
『え!!ってことは、デート』
沖「じゃねぇ。召使いだ」
『で、でもなんで私?そういうの嫌がりそうじゃん』
沖「あいにく今日はほとんどの奴らが委員会でいねぇ。風紀委員は3人いるから俺は買い出し優先になった。ってことでついて来い」
なるほど。確かに今日はHR終わった後ジタバタとみんな教室の外に出てったな。
『おっけ!このAちゃんに任せなさい!』
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愛美(プロフ) - カルピン☆☆さん» ありがとうございます!!更新頑張ります (2018年8月6日 14時) (レス) id: a19c0604ca (このIDを非表示/違反報告)
カルピン☆☆(プロフ) - この作品好きです!!更新楽しみにしてます! (2018年7月25日 14時) (レス) id: cd957b2a21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛美 | 作成日時:2018年7月18日 22時