呪い ページ1
・
「おまえってほんとに見ててイライラするわ。」
小学生の時にそう言われてから呪いにかかったみたいに誰とも話せなくなって、
わたしの陰キャ人生がスタートした。
rj「ぼーっとすんなよ、余計アホに見えるぞ。」
「...ごめん」
今日から高校生 なのに 相変わらず隣にはわたしに呪いをかけた張本人で 幼なじみで 唯一のお友達、黄仁俊がいる。
幼なじみだもん 小学校と中学校が一緒なのは分かるよ？
「なんで同じ高校なの、」
黄仁俊、いやロンちゃんは わたしのことをいつものあの面倒くさそうな顔で睨んでくる。
rj「おまえが着いてきたんだろ、」
そんなわけないじゃん って文句を言いたいけど
そんなこと言ったらまたロンちゃんのことをイライラさせちゃうから言えない
悔しいけど、怖いから仕方ない。
「お友達 出来るかなぁ...」
小学校のときのあの呪いから 友達 なんて言葉とは無縁の生活を送ってきたし、別に満足してた
けど 高校生だよ？
わたしだってキラキラJKライフを満喫したい、のに
rj「無理だな、お前は人をイライラさせる天才じゃん」
ロンちゃんが悪魔みたいに微笑んで またあの呪いの言葉を口にするから、
まだまだ呪いはとけなそう...。
「じゃあ ロンちゃんは今イライラしてるの？」
rj「あ？いまの言葉にイライラしたわㅋㅋㅋ」
ロンちゃんは笑ってるけど わたしは1ミリも面白くなくて、ムッとする
rj「なんだよ、友達なんて俺がいれば十分だろ？」
ロンジュナ あなたのせいで友達がいないんだけど？
「ロンちゃん学校だと話してくれないし、目も合わせてくれないじゃん」
rj「お前と仲良いって知られたくないからな」
「じゃあ今だって仲良くしなきゃいいじゃん。」
rj「やー、なんだよ 友達出来ないって言ったの怒ってんの？」
「ロンちゃんが小学生のときあんなこと言ったから友達出来なくなっちゃったんだもん、」
rj「悪かったって、俺が友達でいるだろ？それでいいじゃん。」
「女の子のお友達が欲しいの、」
rj「あー、できるんじゃない？女ならお前でも話しかけられるじゃん」
「うん、がんばってみる」
ロンちゃんのあの呪いのせいでお友達が出来なくなったのは事実だけど
友達がいない超陰キャなわたしとこうやって仲良くしてくれるのは正直嬉しい。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 697人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わん(プロフ) - つばきさん» ありがとうございますㅠㅠ (1月8日 22時) (
レス) id: 5d532130c8 (このIDを非表示/違反報告)
つばき(プロフ) - ご返信ありがとうございます！そうだったんですね( ･ᴗ･̥̥̥ )読み返すくらい好きなお話でした☺︎わん様のお話すごく好きなので、またお時間のある時にジェノくんも楽しみにしています♡ (1月8日 13時) (レス) id: 2aa1ba645f (このIDを非表示/違反報告)
わん(プロフ) - つばきさん» 返信が遅くなり申し訳ありません(р_т)ジェノくんのお話は消してしまったのですがまた時間があったらジェノくんでも書こうと思っているので楽しみにしていただけたら嬉しいです｡・°°・(⊃T(ェ)T⊂)・°°・。 (1月7日 2時) (レス) id: 5d532130c8 (このIDを非表示/違反報告)
つばき(プロフ) - コメント失礼します！♡ジェノくんの話がすごく好きだったのですが、消してしまいましたか？？ (1月3日 9時) (レス) id: 2aa1ba645f (このIDを非表示/違反報告)
わん(プロフ) - 奈胡（元jen）さん» 嬉しいコメントありがとうございますᴗ ᴗ ♡イライラロンちゃんかわいいと思ってもらえてすっごく嬉しいです！ヌナになりたい気持ち分かります…笑、これからも応援よろしくお願いします(^^)/ (10月1日 6時) (レス) id: 5d532130c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：わん | 作成日時：2023年9月19日 23時
