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そしてすいちゃんは微笑んで囁いた。




翠川「もっと早く、お姫様たちに会いに行きたかったな」




甘く蕩けちゃうようなそのセリフに女子の悲鳴がこれでもかってくらいに充満する。




“おっとぉ!女の子たちは皆、翠川くんにメロメロだ!!それじゃあ最後に、会場の皆さんを胸キュンさせてしまう一言をどうぞ!!”




スタッフに渡されたマイクを持ちステージのど真ん中で跪いたすいちゃんは、多分世界一イケメンだったと思う。




翠川「お姫様たちとの素敵な時間、私はとても大好きだよ。どうか願わくば、貴方達に忠誠を誓わせてほしい。」




きゃあああああと悲鳴が轟き、鼓膜が破れるんじゃないかってくらいに盛り上がったところで終了。

結果、ミスター魁皇が賢で、準ミス魁皇がすいちゃんに。

どうしてもイケメンすいちゃんと写真が撮りたくてすいちゃんに群がってる謎のヤツらを蹴散らして私はすいちゃんの腕をとる。




『すいちゃんカッコイイ!!!』

翠川「へへへぇ〜、ほんとぉ?」




うんうんってインカメでパシャリと撮ったカメラを唯月に手渡す。




『ねぇ隼人こっち来て!!』




あ?って言いつつも来てくれる王子の腕を取ってすいちゃんの腕も取る。

撮って!って唯月にお願いして写真を撮ってもらう。




諏訪「はい、ほら」

『あざま!!』




写真を見て思わずニヤニヤしてしまう。




『見て見て!両手に花!!!』




ってすいちゃんと隼人に見せれば二人とも正反対の表情をした。




翠川「おやおや、これはまた可愛いお姫様だね」

『無理ーーー!!!すいちゃんカッコイイ!!イケメン!好き!』




ってすいちゃんに抱きつけば背後の雲行きが怪しくなっていく。




翠川「…やばいやばいやばい、逃げよ沖ちゃん」




って普段見ることの出来ないくらいの頬の引き攣りを見せたすいちゃんが私の手を握った。




『……逃げるが勝ち!!』




まるで姫を王子から奪うがごとく走り出したすいちゃんに面白くなって笑いながら走る。







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設定タグ:3年A組 , 甲斐隼人 , GENERATIONS   
作品ジャンル:タレント
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莉歌(プロフ) - 無音さんの作品とのコラボ最高でした!無音さんとラベンさんの小説どちらも大好きで、コラボって分かった瞬間テンション上がりました笑 (2019年3月19日 21時) (レス) id: cb9a87189e (このIDを非表示/違反報告)
ぺんちゃん(プロフ) - 好きです (2019年3月19日 13時) (レス) id: b91641893d (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さん早速見させてもらいました最高です (2019年2月23日 10時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラベン | 作成日時:2019年2月22日 22時

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