3年A組の、闇へようこそ 4幕

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そう言った時、校門に警察が突入してくる様子がモニターに映し出された。

それを見たさくらは手元のマイクのスイッチを入れる。




茅野｢先生、警察が来ます！！！｣





柊“……どうやら話をしてる時間はなさそうです。SITが突入してくるので、大人しくしてもらいましょうか”




そして取り出した拳銃を警察の人にむける。




郡司“お前に拳銃が撃てるのか？”




相手もまた拳銃を取り出して先生にむける。

一歩ずつ近寄ってくる警察の人に、先生は銃を撃ち放った。

玉は相手の膝の少し下に当たる。




郡司“っ、…お前は俺を殺さない”




もっと近寄って、先生の額に、警察の人の額に。

それぞれ銃口を突きつけた。

途端、殴ったのは警察の人だった。




郡司“本職を舐めんじゃねぇぞ！！！！”




先生の手から拳銃が転げ落ちて相手の人によって遠くへと蹴り飛ばされる。

相手の人に襟首を掴み上げられる先生。




『先生、』




郡司“お前の狙いはなんだ、答えろ！！！！！！”

柊“っ、あなたならきっと分かるはずだ！…悪意にまみれてナイフで汚れなき弱者を傷つけられた、あなたなら”




初日に言ったセリフだって直ぐにわかった。




郡司“お前は間違ってる、何を企んでいようがこれは立派な犯罪だ！！！”




先生は相手の人を投げ飛ばし立ち上がる。




柊“わかってますよ、それでもやらなきゃいけないんです。そのために俺はこの命をかけたんだ！！！！”




命をかけてまでこんなことを起こした。

それが、みんなの心に重く伸し掛る。




西崎｢……止めてくれてよかった。っ、あんなになるまで戦ってる先生の思いを、ちゃんと知ってからじゃないと俺…きっとまた後悔してた｣

堀部｢っ、うん｣




そう言った西崎に堀部さんが頷く。


また画面の中では相手の人と先生との殴り合いが始まった。








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