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いつの間にか持っていたスマホの画面を結城さんに見せたAの目は、いつしか私が恐怖を抱いた目にそっくりだった。
ニヤリと笑ったAがスマホをタップする音が聞こえて、流れてきたのはさっきの結城さんのセリフだった。
“だってAちゃんが景山さんの従姉妹だってみんな知ったら、注目されるでしょ？！そしたらフォロワーが増える！！！有名になれるから！！！”
トンって一時停止をタップしたAに、結城さんはズルズルと床へと座り込む。
そんな結城さんに目線を合わせるようにしゃがんだAは、自分のスマホを見せつけるようにしてまた笑った。
『別に今じゃなくてもいい。あなたが将来テレビにも出る有名なアイドルになったら……これ、流してあげようか？』
結城｢っ、なんでっ！！！｣
『そうすれば、一気に評判は落ちるだろうね。あの結城美咲がクラスメイトを盗撮してそれを売りに自分が有名になろうとしてた。なんて、恥ずかしくない？』
結城｢ごめっ、｣
『ごめんで済めば警察、要らないよね？ごめんで済めば先生がこうやって授業をする必要もないの』
ね？ってAが先生の方を向いて立ち上がれば先生は頷いて、結城さんに歩み寄る。Aは、数歩後ろへと下がる。
まるで、計算されてたように。すんなりと。
結城｢ひっ……｣
柊｢さっきのごめんは何に対してのごめんだ？｣
結城｢盗撮、して、｣
震え涙を零す結城さんの襟首を掴んで先生が掴み上げる。水越さんと、同じように。
柊｢馬鹿かっっ！！！！盗撮なんて悪いに決まってるだろう？！そんなの当たり前中の当たり前だ！！！俺がこんなに怒ってんのは、なんで自分のことしか考えられないってことだ！！！｣
ドンッとまたさっきみたく結城さんの後ろの壁を叩きながら言う。
先生の手はもう真っ赤に腫れ上がっていて、見てるこっちが痛そうだった。
柊｢もしあのボイスレコーダーをAが将来流したら？困るのはお前だけじゃない、グループのメンバーや事務所の人にも迷惑かけて、グループにそういうイメージが染み込む。｣
結城さんの将来の夢は、アイドルグループのトップに立つこと、だからその事を先生、言ってるんだ。
柊｢こんっな下らないことでお前の人生、無駄にして欲しくないんだよ！！！！！！｣
ガンッて結城さんを突き放して、先生は数歩距離を置いた。
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?? ラベン(プロフ) - 世恋さん» ほんとだ！！！ありがとうございます！笑 (2019年2月22日 13時) (
レス) id: eb4c247be4 (このIDを非表示/違反報告)
世恋(プロフ) - 遠くが見えないのは近視じゃないですか？違ったらすみません！更新頑張ってください！ (2019年2月22日 12時) (レス) id: 2be61dc08d (このIDを非表示/違反報告)
海理 - お誕生日おめでとうございます (2019年2月20日 14時) (レス) id: f453f15264 (このIDを非表示/違反報告)
TWICE - お誕生日おめでとうございます！これから頑張ってください！ (2019年2月19日 22時) (レス) id: 08f374a58a (このIDを非表示/違反報告)
れあてぃん。(プロフ) - お誕生日おめでとうございます！！うちのお兄ちゃんと同じ誕生日だったなんて笑 (2019年2月19日 19時) (レス) id: 2e97a00b85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラベン
| 作成日時：2019年2月11日 20時
