夢を叶えるために。

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『うんまぁっ！！』


つい先程まで吹雪の雪山で遭難していたには思えない

そんな食いっぷりをみせる信濃



阿部「俺ちょっと食欲ないわ」

岩本「まあ、そりゃそうだよな。」


目黒「相変わらず美味しそうに食べるよね空」

『阿部ちゃんが食べないならこれ貰うよー』

向井「食い意地だけはすごいなぁー」







メンバーが捜索を初めて

10分と経たず発見された阿部と信濃。





それもそのはず、

吹雪で辺りのものが見えなかったせいか



ふたりが避難していたかまくらは、

みなが待ち合わせにしていたご飯屋の裏にあったもの






向井が店の裏へ回ったところ、


ふたりが使っていたスキー板を発見。




それと同時にかまくらを見つけ、中を覗けば

ふたりがその中で抱き締め合っていた。






向井に気付いた様子の信濃は、弱々しく

『康二くん、僕のカイロ、、』


と、呟いた。




向井「カイロ？、、あ！！返すん忘れとった！
って、んなことより！めめ！照くん！！」



向井が目黒と岩本を呼び、3人でふたりを救出。



一度スキー場にある休憩所に連れて行き

ふたりの様子をみる。





スキー場のスタッフさんに診てもらったが


今日のところは大人しくしておけば大丈夫とのこと。









向井「何はともあれ、無事で良かったわ」


『元はと言えば康二くんが僕のカイロをパクるから』









向井「え？笑そな理由で？笑笑」


阿部「めっちゃ困ったよ！凍死するかと、、」





向井「ちょっ、軽く低体温症なった程度やん」


『康二くんのご飯もいただきまーす』

向井「あぁ、ちょっ！信濃！！」

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