私VSぶりっ子

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臣side


今は撮影中。

エリカの相手役が熱で倒れたらしい。


だから、俺が変わりをね、

俳優って言ってたな…


たしか、今結構売れてて人気のある竹内涼真だったけ？

いや〜、倒れてくれてありがとうございます笑
(失礼…by涼真)


最初は、俺に微笑むって…

反則すぎる、あの笑顔はヤバい。


バックハグはなんとか大丈夫だったけど、


最後はキスのフリ。



臣｢どーせらなら、キスしちゃう？｣

冗談で行ったら顔赤くしながら


貴｢色気プンプンなんでやめときます。｣


なんて、もう心臓がヤバい。

ずっと、ドキドキしてんだよな、


顔が近いのにも関わず撮影してる人がもう少しくっつけろって。


エリカは案の低、真っ赤っか。

ゆでダコみたい笑


エリカだけじゃねぇけどな、

俺も心臓バクバクだわ。


こんな、整った顔がキスできる距離にあるんだぜ？


抑えるにもほどがある、

もっと近づけたい。


そう思って気がついたら


貴｢これぐらい？｣


臣｢もっと。｣


なんて言ってた。

貴｢……//////｣


めっちゃ、照れてんし。

この時、気付いた。


俺はエリカに恋してんだって。

誰にも渡したくない。


なんて、思ってた。


でも、今のエリカは本当の素の姿…だと思うけどいつも岩ちゃんといる時は素なんだ。


エリカ…









・









・









お前は、岩ちゃんのことが好きなのか？








お前の気持ちが知りたい。



貴｢…！…み！…臣！｣


臣｢…ﾊｯ…ごめんごめん。笑考え事してた。｣


貴｢終わった。楽屋行こ？｣


臣｢…おう、｣


貴｢臣もバリバリだね、お腹♡｣


臣｢…うるせぇ////｣


貴｢あー！照れた〜笑｣


臣｢てか、『も』ってなんだよ。｣


貴｢ん？あぁ、岩ちゃんにも言ったんだよー、そしたら照れたから『も』って。｣


なんでだよ…


ｸﾞｲｯ


ｷﾞｭｯ


貴｢ちょ、臣っ！？｣


臣｢疲れたぁ…充電中。｣


貴｢耳元で言わないで！｣


臣｢…耳よぇんだ？なら…｣


貴｢離せー！｣


臣｢エリカ…可愛いよ。｣


貴｢……ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ…お願いだから…やめ…て…////｣


臣｢…わりぃ////｣


貴｢ｸｽｯ…臣も…かっこいいよ。｣


臣｢ｶｧｧｧｧ/////｣


貴｢もう、いいでしょ？｣


臣｢うわー、空気読めよ。｣


貴｢さっきのはほんと。やり返し笑｣


臣｢……。｣


貴｢先に行ってるね。｣


臣｢おう、｣



岩ちゃんに負けねぇ。


そう、心に誓った。

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