EX高等学校〜3JSB〜第2弾

あなた ページ48

人2 : 私、おねぇちゃんと5歳離れてる

姉妹で、親が二人とも共働きで

姉が親代わりくらいずっと遊んでくれていて

笑顔がよく似合う大好きな姉だったんです。

けど私が中学生の時、おねぇちゃんが夜遅くに

泣きながらボロボロになって帰ってきて

当時付き合っていた、彼氏さんが、すごく

ちゃらくて、放課後2人で遊びに行ったら、

複数の男に囲まれて、その男の人たちは

彼氏さんの友達で、おねぇちゃん1人で複数の

男に…………

それで服も破られて、泣きながら家に帰ってき

て、人間不信っていうか、それ以来、一回も

笑ったことがなくて、ボロボロになって

帰ってきた時に私に、こんな思いして欲しくな

いって、男と絡んだらこんなことになるよって

泣きながら私に言ってきてくれて、姉の姿

みたらわたしもそれに納得して、男が

怖くて………





中学生の時に係が一緒の男の子がいて、

しゃべっていたらそれを姉に見られて、

家帰ったら、手首をカッターで切ろうとしてて

私が男の人と絡んだら、姉が1人になってしま

って、何をするかわからないんです。。。


今も電話でここにいるのばれていて、

電話の向こうでガラスの割れる音とか

母が止める声とかが聞こえてきて………




も、もうどーすればいいのかわからなくて…









胸に思ってたことを全部言ってしまった。




男不信なこと、姉の過去、今の状況

7人が黙って下を向いてるのがわかった





((引くよね。そりゃー。当たり前だよね)))




そう思い1人で部屋を出ようとした時




直己 : 人2ちゃん辛かったんだね。



不意に言われて目頭が熱くなった。







人2 : わ、わたし。辛くないです。

おねぇちゃん好きなんで。





そう言い放って部屋に閉じこもった。









窓から見える街の景色、小さい頃からある

コンビニ、スーパー、公園、この町は

１つも変わってない。変わったのは私だけ。





(((明日、朝すぐ帰ろう。)))




そう思いベットに入った。

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