EX高等学校〜3JSB〜第2弾

あなた ページ17

ﾊﾞｻｯ!!!!!!





ここどこ。





隆二 : よかったー。目が覚めて



人2 : 寝てたの！？



隆二 : ピンポーン大正解！！



人2 : (((バカだ。)))

男の家で寝るとかありえない。



人2 : 帰る！




隆二 : 門限間に合う？



人2 : 10時までだから大丈夫！



慌てて靴に履き替える。






まって。





隆二 : 送るよ。今不審者多いし



人2 : 別に襲われないし。



隆二 : わからないだろ。笑





そのまま外に出る。

夏だから少しだけ明るい。




隆二 : 人2寝てる時泣いてたよ。



人2 : え。



隆二 : 別に何があったかは聞かないけ

どいつでも相談しろよ。


人2 : 相談するほど何にもない。


(((本当は誰かに相談したいけどしたら
みんな私から離れていきそう。)))




隆二 : ねぇ。人2…


人2 : なに。




えっ。









手を引っ張られ隆二の胸の中に飛び込む




人2 : ((((なんなの…))))




隆二 : なんかね、人2の

辛い顔見てるとこっちも辛くなんだよ。

もっと頼れよ。

全力でどこにいても人2を助けに行く。

約束する。





人2 : え…






今市ありがとね。心の中でつぶやく。





男の人にこんなの言われたの初めてだよ。




けどねこのことは言えないの。ごめんね。





人2 : もういいよ。ありがとう。

こっから1人で帰るね。




隆二 は何も言わず手を離してくれて









私は後ろを振り向かず帰った。

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