EX高等学校〜3JSB〜第1弾

登坂広臣 ページ43

担任 ; 登坂多目的室に向かえ


登坂 : わかりました



担任 : 3組の女子も来るらしいから

席はお前の横だからきたら教えてやってくれ


登坂 : りょーかいです





俺は多目的室に向かった。


はぁーぁ。勉強とかほんまにつまらねぇ。


と思ってたら


ｶﾞﾁｬ。


あっ。来たかも後ろを見た瞬間









え……………









相沢人2じゃん




嫌そうな目で俺を見る。




"最悪"




時間が止まったような感じがした。




登坂 : 先生が俺の隣に座れって。


自分から言うのも嫌だわ。



人2 : あっそ。


カバンを "バン"と置いて

俺の横に座った。




ローズマリーの匂い。

茶色のロングの髪

小さい顔の癖に目がでかい

うっすら瞳が茶色で

ほんのりチークをしている。



黙っとけば普通に可愛い子なのに


こいつの性格が嫌い。

意地張って睨んで、喋らない。

いつもいる女子と全然違うじゃないか。



登坂 : お前なんでそんなに態度悪いんだ？


人2 : 別に悪くないし。


登坂 : 女と喋ってる時の態度じゃないじゃん。


人2 : 男と女は違う。



登坂 : あっ。そーですか。


なんだよ。おもんねぇ。

けどこいつ俺のことを見ない。


こいつは何かに縛られてる。


俺はパッとわかった。

こいつの性格には何か理由がある。




登坂 : お前。そこまで男が嫌いなわけ？

なんかあったんだろ。？





人2 : 関係ないじゃん。








やっぱりだ。否定しない。





何かこいつにはある。







俺は確信した

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