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「…あ、もしもし？」
「はい、もしもーし。…wwなんか変な感じしますね。」
「んふふw ね！わざわざLINE電話するのはちょっとだけ変な感じすんねw」
パソコンに向かってカタカタと作業をしていた時、突然彼から来た『今電話出来ます？』のライン。
勿論断る理由も無いから作業していた手を止めてスマホを持って窓際に行き、彼へ電話をかける。
もしもし、と聞こえた彼の声は低いけれどどこか柔らかくて、私を安心させてくれて、作業で少しだけ張り詰めていた私の心を解してくれた。
彼と久しぶりに声を交わすことが出来たことに喜びながら、彼にいきなりどうしたの？と問いかける。
「いや、今日AさんCRストア行ってたじゃないですか。」
「行ったよ！ありちゃんのTシャツとアクキー買った！」
「wwありがとうございますww」
「…え、それだけのために掛けてきてくれたの、？」
「…んま〜…それもぉ、あるんやけど。」
声聞きたくなった、って言ったら怒ります？
少しだけ小さくなった彼のその言葉に、胸の辺りがあったかくなって、口角が自然と上がっていくのがわかった。
「…ふふふ。」
「え、え？なんで笑うん？俺けっこー言うの怖かったんですよ？」
「ちがうちがう…wwあのね、私も一緒の気持ちなの。…声、聞きたかった。」
未だ少しだけ速い鼓動を刻んでいる胸を少しだけ握って、絞り出すように彼にそう伝える。少しだけ沈黙が流れたと思ったら、電話口からはとても大きなため息が聞こえてきた。
「はぁ〜〜〜〜〜…マジで、本当に簡単にそんな可愛いこと言わないでもらえます…？…マジで、今会いたくなってくる…」
彼の少しだけ余裕のなさそうな声に、胸元あたりがきゅう、と苦しくなる。窓に額をコツン、と当てて下を見て瞳を閉じた。
「…私、も。会いたい。…早く、会いたいよ。」
彼がそろそろ東京に来る事も、その後に一緒になれることもちゃんと把握している。それでも、今会えないこの時間が寂しくて、辛くて仕方がなかった。
「…会いに行きますよ。ちゃんと。Aさんのとこ、会いに行くんで。だから、少しだけ待っててくれますか？」
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瑠衣(プロフ) - a/r/s/kさんのお話少なめなので本当に嬉しいです♡更新の通知きたら楽しみすぎてすぐ見にきちゃいます🥰 (2022年10月3日 22時) (
レス) @page13 id: cbbafd5869 (このIDを非表示/違反報告)
白夜(プロフ) - ほんとにありがとうございます好きですもはや生きがいですほんとに𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬______ (2022年10月3日 21時) (レス) @page14 id: 12c37bf99f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よる
x他1人 | 作成日時：2022年10月1日 23時
