19《訂正アリ》 ページ46
同時刻、上空五〇〇〇メートル。
雲と同じ高さに存在する軍用機の中で、ふわっとした藍色のショートヘア、軍服の上から羽織る白衣が身体的特徴としてあげられる少女、深月いろはは冷や汗をかいていた。
「･･････まずいのです」
「ツンデ、じゃなかった女史。どうされました？」
「ぶっ飛ばすぞ、クソジジィ」
「私はまだ、二十代です。まぁ、全身を対銃弾用のスーツで覆ってるのでわかりづらいですが」
「まぁ、冗談は捨てといて」
「冗談かどうかを判断するのはこっちだからな？」
「仇桜冥亜」
「それが？」
「設定が狂い初めてるのです。血液の状態は大丈夫なのですが、さすがに神月 十六夜咲希の死はまずかったのですか」
「
「逆に私が知らないことがあるとでも？この天才にして秀才にしてありとあらゆる叡智を管理する私に」
この外道め、青年は思わず顔をしかめた。
銃を向けるといった愚行はしない。したところでこの悪魔には勝てない。
例え、今この場にいる奴らが全員死んだ所で悪魔はなんとも思わない。
だって忘れるから。
七日たったら全部忘れるから。
でも、仇桜冥亜はおもしろい。
だから生かす。
仇桜冥亜が死なない理由を、いや、死ねない理由を解き明かすまでは。
そのためには、正気でいて貰わないと困る。あまりにも不安定だと『仇桜冥亜』がぶれて、歪んでしまうから。
(まぁ、それ以外にも理由はあるのですが･･････どうでもいいか)
「それより、蘇生を始めるのです。神月は？」
「そこに」
「下手にいけば蘇生。上手くいけば覚醒なのです･･････さてさて、神月 十六夜咲希は適合者なのですかねー」
「違うと思いますよ。だって、『それ』は仇桜冥亜にしか効かないモノです」
「でしょうねー。アイツは円周率で割り切れる存在ではないのですから」
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ミカみかん - ルキさん» どうにかさせよう、隊員（そう決心して続きを更新した人） (2021年2月9日 22時) (
レス) id: ffa316ce3a (このIDを非表示/違反報告)
ルキ(プロフ) - きっと、どうにかなるでしょう、隊長（考えるのを辞めた人の末路） (2021年2月9日 21時) (レス) id: aeb816d1d8 (このIDを非表示/違反報告)
ミカみかん - ルキさん» 波止場庵を突っ込んでからさらに状況が悪化しましたからね･･････どうしようか、隊員。（思考中） (2021年2月9日 21時) (レス) id: ffa316ce3a (このIDを非表示/違反報告)
ルキ(プロフ) - 戦争とは長く非道なものなのですぞ、隊長(←お前誰やねん） (2021年2月7日 22時) (レス) id: aeb816d1d8 (このIDを非表示/違反報告)
ミカみかん - ルキさん» な、んだ･･････と･･････っ!!!???（（（（勉強しろ受験生 (2021年2月3日 21時) (レス) id: ffa316ce3a (このIDを非表示/違反報告)
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