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「よく、頑張ったな」
ッッッボァッ!!!!!!、と焔ビトのコアを貫いた。
一人その場で立ち尽くす紅丸に、パタ、パタと近づいてくる者がいた。
互いに色の違う桜と海色の瞳に、長い黒髪を白い組み紐で纏めた隻腕の少女。
桜海Aである。
ただ、戦闘体制に入っていたせいか腕の形をした何か青白い閃光が輝いていたが。
「あら、終わったの?」
「・・・・・・あぁ」
「・・・・・・飲みに誘われていたのでしょう?」
「・・・・・・あぁ」
「若様?そんなに落ち込まいでくださいな。私まで調子が狂う」
「・・・・・・悪かったな」
「別に構いやしない。ただ、
「そうかよ」
「若様・・・・・・いやなら、
「どっちにしろ同じもんだ、それより、A。修復作業始めんから義手取ってこい」
「はいはい」
「さっさと詰め所戻んぞ、桜海A」
「了解でーす、若様!」
不謹慎なぐらいにっこりと笑いながら、Aは紅丸の後を追いかける。
詰め所に戻ったら修復作業用の義手を装備し、さっさと始めなければならない。
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ミカみかん - まいすけさん» ご意見ありがとうございます!!では、この作品は、成就する法で進めていきます! (2020年8月9日 8時) (レス) id: ffa316ce3a (このIDを非表示/違反報告)
まいすけ(プロフ) - 私も紅が推しなので、成就する方が良いです! (2020年8月9日 8時) (レス) id: 8095c0a899 (このIDを非表示/違反報告)
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