向き合う〜3年A組〜

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そんな中、翔が声を上げた。


真「そう言えば…。内通者の事なんだけど…。
あれが本当なら、先生と繋がってる生徒がいるって事だよね？」


石「って事はこんなかに？うーらーぎーりーもーのーがーいーるーって事か？」



諏「ねぇ フェイク動画の事になってからヤケに大人しいけど。何か知ってんの？」





唯月がいきなり立ちあがり、隼人に声をかけた。




ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ


柊「おはよー！」





この人は毎回いいタイミングで入ってくるよね？




狙ってるのかな？





柊「はい 起立！今日も俺の授業を始める。礼。着席。」




全生徒が自分の席に戻った。





柊「今日も張り切って課題をこなしてもらおうか。
皆、心の準備はいいか？
まずは里見の証言を思い出してみよう。」


柊「つまり。里見に動画を撮らせた生徒がいるって事だ。」


逢「その犯人を探せって事ですか？」


柊「ピンポーン！」


秋「先生 それが分かったら私達は自由になるんですか？」


柊「そいつが全ての元凶ならなぁ。
さぁ、我こそはという人、手ぇ上げてー！」


不「だから名乗り出る訳ねぇ 「俺だよ」」



「隼人？」




そう、声を上げたのは、隼人だった。

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