2 ページ21
その後、先生が入ってきて、何故か踊らされている。
柊「はい、もっと笑ってー、嬉しそうに！楽しいことを思い浮かべてー。大切なのは、想像力だー！」
これは、うちの学校独自の体操。
全校生徒が、1年生の時に覚えさせられ、集会などでは必ず踊るため、誰一人踊れない人はいない。
石「甲斐、踊らねえと殺されっぞ。」
柊「へいへいへいへい甲斐くんどうしたー？」
柊「言ったろ、想像力だよ。今お前が躍らなかったらみんながどうなるのか。彩乃がどうなるか。長生きしたいなら、体操はしたほうが良いよ？」
最後の方、先生は隼人の耳に口を近ずけ言ったため、私たちには聞こえなかった。
柊「いいねー、甲斐くん。キレてるキレてるー。みんなも甲斐くんに負けないようにねー。彩乃もさすがだ〜。想像力だよ、はい、想・像・力！」
体操が終わると、朝ごはんが運ばれてきた。
「うわ、量多っ！」
甲「これぐらい食べなきゃやばいだろ。」
「私の朝は、スムージーなんですぅ〜。」
諏「さすがー！おっしゃれ〜。」
甲「かせっ。半分食べてやるから、半分は食え。」
「はぁい。」
急にｶﾞﾀﾝｯと音がして、そっちを見ると、涼音がさくらのパンを払った。
水「許さない。あんたが答えを外さなきゃ蓮が、危険な目にあわずに済んだ。あんたのせいで！」
逢「やめなって！」
水「あんたのせいだよ！」
中「涼音。俺大丈夫だったからね？」
周りの男子が止めに入り、蓮の言葉でおちついた。
やり方は良くないけど、気持ちも分からなくはない。
蓮が殺されるかもって思って、相当不安だったはず。 誰かに気持ちをぶつけないとやっていけないんだと思う。
でも、やり方を間違っていることには変わりないけど。
まあ、私もまだ許すことは出来なさそう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 340人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めぐぺファイヤー - いちごみるくさん» 楽しみに待ってるからね頑張ってね (2020年1月10日 17時) (携帯から) (
レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく(プロフ) - めぐぺファイヤーさん» はい！頑張ります！ (2020年1月6日 21時) (レス) id: a8145fcd33 (このIDを非表示/違反報告)
めぐぺファイヤー - いちごみるくさん» いちごみるくさん主人公と柊一颯の絡みを沢山増やしていって下さいね私は楽しみにしています (2020年1月6日 13時) (携帯から) (レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく(プロフ) - めぐぺファイヤーさん» ありがとうございます！先生との絡み増やしますね！頑張ります！ (2020年1月2日 22時) (レス) id: a8145fcd33 (このIDを非表示/違反報告)
めぐぺファイヤー - いちごみるくさん» 私はいちごみるくさんの作品をいつも見ています私は柊一颯さんが大好きですいちごみるくさん主人公さんと柊一颯さんを絡みを沢山書いてくださいね私はいちごみるくさんの事を応援しています頑張ってね (2020年1月2日 21時) (携帯から) (レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いちごみるく | 作成日時：2019年8月30日 0時
