18 夜 ページ2
You side
どうにか定時で仕事を終わらせて、「お疲れ様です」と言いながら会社を出て大ちゃんに 今から帰るね と連絡を入れる
“おっけー！お仕事お疲れ様！
今日の夜ご飯はハンバーグだよ！”
そのメッセージを見てあと家まで少し頑張ろうって思う
最寄り駅から家までの間のコンビニにふと立ち寄ると
美味しそうなスイーツが
明日から大型連休でお休みだし買っちゃえ…！と
レジに持っていき、ルンルンでコンビニを出て自宅まで歩く
「ただいまー！」
「おかえり！」
今日の大ちゃんも安定に上半身裸にエプロンだ
「あ！なんか持ってる！サクマさんに？」
「んふふ、秘密」
「んー、サクマさん秘密にする子は嫌いだぞ」
「ご飯食べてからね」
「わ！それ絶対デザートじゃん！」
冷蔵庫に入れなくてはと頑張って袋の中を覗こうとする大ちゃんを横目にスイーツを仕舞う
「中見たらだめだよ！」
「なんでぇ〜」
「んふふ」
「A、すんげえニコニコしてるちょーかわいい、」
短く唇が重なれば大ちゃんは へへっ と笑う
「手洗いうがいしてくる、」
「んはっ、照れてる(笑) 」
大ちゃんと暮らし始めて１個だけだめなことがあった
心臓が何個あっても持たない
何度キスされても慣れないしドキドキする
手を洗ってリビングに戻ると大ちゃんは
ハンバーグを焼いていて「もう少しでできるよ！」と言った
「わあ、美味しそうだね」
「サクマさん特製のハンバーグ！」
「大ちゃんまた料理上手になっちゃうね」
「んふふ、そうかもこれ上手くいったからグループメールに送っとこー！」
カシャカシャと写真を撮った大ちゃんは
嬉しそうに文字を打っている
「メンバーさんと連絡取り合ってるんだ？」
「うん、毎日グループ動いてるよー」
ほら、と見せられた画面にはさっそく大ちゃんのハンバーグに対してのリアクションが送られてきていて
「んは！康二が褒めてくれた！」
と笑った
「んまーい！サクマさん天才だわ」
「おいしいね、夜ご飯作ってくれてありがとう」
モグモグとふたりで並んで夜ご飯を食べる
「大ちゃん今日はなにしてたの？」
「今日？今日はね、お昼に翔太から電話きた」
「ほんとに仲良しさんだね」
「んにゃ、毎日誰かと電話してる気するー」
グループのみんなは本当に仲がいい
毎日誰かしらから電話をしているし、グループメールも頻繁に動いている
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めい(プロフ) - 杏子さん» 杏子さんはじめまして( ^^ )コメントありがとうございます！その様に仰っていただけて本当に嬉しいです♪また更新した際には、お読み頂けると嬉しいです（⌒_⌒） (2021年6月5日 23時) (
レス) id: a5ba782ef1 (このIDを非表示/違反報告)
杏子(プロフ) - 初めまして！コメント失礼します。めいさんの書く佐久間さんがすごく好きです。リアルでかわいらしい二人のやり取りにいつもときめきを貰っています…！素敵な作品をありがとうございます。これからも更新楽しみにしていますね！ (2021年6月5日 23時) (レス) id: a7517d1b2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい | 作成日時：2021年4月28日 19時
