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Episode 6 ページ8

-- ?side--

マスコミを利用した作戦はまぁ、成功だな。
今回の目的は、ヒーロー科のカリキュラムを盗むこと。


ああ、早くオールマイトを殺したいなぁ。
俺はまた首を搔いて辺りを見回す。


「おい、黒霧。どこだよカリキュラム。」

「それをこれから探すんでしょう。生徒やヒーローに見つかる前に
急ぎましょう、死柄木弔。」



『あのー、何かお困りですか?』
ヒーロー科か、優等生ぶったような女がモジモジと聞いて、



『保護者の方ですか?良ければ案内しますが……』


「は?」

ヴィランと保護者の違いもつかないのか、雄英生。それともアホなのか。

「おいおい、お前、侵入者だったらどうすんだよ。チンタラ案内なんかしてていいのかァ?」

『え、侵入者なんですか?』

『私は仮にもヒーロー科、困っていらしたら助けないといけないですからね。それとも見た目の話ですか?』

「はぁ、、まあいいや」


「いつがオールマイトの授業か分かるか?」

『オールマイト先生?すみませんが今時間割を持ち合わせていなくて。
そんなのを知ってどうするんですか?』

この女、肝が据わってる。ガキの癖に生意気だな。これだからガキは。

_______________________
--Aside--

そして、お茶々のメールで気付く。


『あっやっばい!!!!!!!!!!!!!!!!すみません、次授業なんで、失礼しますね。先生には言いませんから!』


「なんで?」
目の前のイケメンは、挑発するかのように聞いてきた。ドMなんだろうか。

『もうすぐ授業始まるから。と、勝手に侵入者と決め付けてはいけないと思ったからです!!じゃ、急ぐんで!』


と、職員室の行き方だけ説明して、本令まであと3分の教室に走った。





折角のイケメン。名前聞いときゃよかった
なんて思ったのは、

飯田くんに「椎葉くん、大丈夫だったか?」
とカックカクの説教を受けた後だ。

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りつ - とても面白いですね!もう更新されないんですか? (2019年8月18日 19時) (レス) id: 1c2458a4e1 (このIDを非表示/違反報告)
しどけ(プロフ) - どなたか存じ上げないですけど、お気に入り登録と最高評価ありがとうございます!!!!!!!!!! (2017年8月7日 11時) (レス) id: 6311bbd282 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しどけ | 作成日時:2017年7月24日 0時

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