Episode 12 ページ14
でもコトはシナリオ通りにはいかない。
「その前に俺らにやられるってことは考えなかったのかァ？」
爆豪くんと切島くんが突っ込んでいく。
後ろでは13号先生がやめなさい、2人とも！！と叫んでいる。
仕方がない。私は両腕を2人の肩へそして引っ張
『忘れてた！！私軽いんだったああああ』
とそのまま2人に引っ張られる。
「危ない危ない。そう、あなた方も子供とは言え、ヒーローの卵。だから、」
「私の役目はあなた方を散り散りに飛ばすっ」
当たり前だが、私は2人の肩を掴んだままなので必然的に彼らと同じ場所だ。
着いた訓練用の施設は、、、
崩壊したビルの中だった。
2人の肩から手を離し、戦闘態勢に入る。
『爆豪くん、切島くんさっきは肩掴んでごめん。私の個性、改めてサラッと紹介するね』
と大体の事を伝える。これは連携するにあたって最低限必要と考えたからだ。
特に私の場合、ゾンビっぽいだけじゃ分かりにくい。
『ふたりの個性は大体把握してる、』
「おう。じゃ、とっとと終わらせてみんなのとこ行こう！」
それを待ってたかのように、ビルの中にいた人たちも『ガキかよ、殺してやるぜ』って襲ってくる。
ん？
殺す？？
殺すかァ。
『殺すって事は、こっちが殺しちゃっても問題ねぇって事だよなァ、あ？』
殺気を醸し出す。
殺意のある相手にだけを灰化し、あとの人たちは片手ずつで軽く首を絞め、気絶させる。
殺意の無い者を殺すのは、私のエガリタリアン精神に反れる。
爆豪くんと切島くんも個性を上手いこと使って、戦ってた。
粗方襲ってきた人たちの鎮圧に成功した。
「俺は戦闘に不向きな個性のヤツが心配だ、みんなの所へ行こう！！」
「はｯ、行きたきゃ勝手に行けええ！！俺はあのモヤモブ野郎をぶっ倒す」
「はぁ？この期に及んでまたそんなガキみてえなことを…」
「出入口を防ぐ、じゃあな、クソ髪とゾンビ女」
ゾンビ女って私？！あんまりだ！！
「待て待て！ダチを信じる！！男らしいぜ爆豪！！！」
切島くんが、自らの拳をガチッとぶつけ合う。
「ノッたよオメェに。椎葉はどうする？？」
『わ、私も行く。でも、、ハァ、、、そっその前に、、、、、体力消耗しすぎたヤバイ誰かおぶって！！』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ヒロアカ」関連の作品
【ヒロアカ】転生トリップしたから歌い手として人生エンジョイしようと思う。5
【ヒロアカ/呪術廻戦】
かっちゃん推しの子がヒロアカ単行本29巻を読み終わった後に死んで"天国"...
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りつ - とても面白いですね！もう更新されないんですか？ (2019年8月18日 19時) (
レス) id: 1c2458a4e1 (このIDを非表示/違反報告)
しどけ(プロフ) - どなたか存じ上げないですけど、お気に入り登録と最高評価ありがとうございます！！！！！！！！！！ (2017年8月7日 11時) (レス) id: 6311bbd282 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しどけ | 作成日時：2017年7月24日 0時
