−Story５６− ページ7
ﾉｰﾄﾝ「君がヴァイオリニストの子かい？」
「····そうです····」
いつでも逃げられる体勢を取り、探鉱者さんの話を聞く。
「貴方は探鉱者さんですか····？」
ﾉｰﾄﾝ「そうだよ。」
探鉱者さんは微笑しながら返答する。
「どうして····私を狙うんですか？」
ﾉｰﾄﾝ「その話は後ででも良いかな？」
探鉱者さんはそう言ってウィラさんの後を追った。
＊＊＊
残りの暗号機は３台で、脱落したのは四人。
あれから、ウィラさんは再びダウンを取られて脱落。
フィオナさん、カヴィンさん、ホセさんも同じく脱落してしまった。
残っているサバイバーは私を含めて四人。
このまま引き分けまで持って行くのは厳しい。
エマ『ハンターが近くに居るなの！』
マイク『こっちもだ！』
無線から聞こえてくる二人の声。
そうとなると、解読をしているのは私とセルヴェさんだけになる。
エマさんとマイクさんが無事であることを祈り、私は解読を進めた。
だが、１ダメージを負っていたエマさんが“恐怖の一撃”を貰ってダウン。
マイクさんは２ダメージを負っている状態になってしまった。
エマさんがチェアに縛られる。
エマさんが縛られたチェアと私が居る場所の距離は近い。
『エマさんを助けに行きます！』
無線でそう伝えてから救助に向かった。
＊＊＊
人数が少なく、残りの暗号機の数が３台という状況だからか、ハンターはキャンプをしていた。
エマさんの近くに居るのは傭兵さんで、マイクさんのダウンを取ったのは探鉱者さん。
傭兵さんは遠距離攻撃が出来るハンターだったはず。
なるべく遠距離攻撃は避けたい。
チェアを囲っていた柵が外れ、救助が可能な状態になる。
私は素早くエマさんの元へ行った。
傭兵さんが私を見る。
そして、ナイフを投げてきた。
避けようと思ったが、どうやら傭兵さんは私の動きを予測していたらしい。
私が避けようとした方向にナイフを投げてきた。
当然、そのナイフを躱すことは出来ず、一撃を貰ってしまった。
「っ····！」
エマ「A····！」
エマさんがもう少しで脱落しそうだ。
“恐怖の一撃”だけは避けたい····！
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瑠璃色(プロフ) - 無気力さん» はい、宜しくお願いします！ (2020年1月2日 19時) (
レス) id: 70d77f59e6 (このIDを非表示/違反報告)
無気力(プロフ) - 明けましておめでとうございます。今年よろしくお願いします (2020年1月2日 19時) (レス) id: 39ab13f644 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色(プロフ) - 無気力さん» コメントありがとうございます！本当にごめんなさい…でも、必ずこの作品は完結させるのでどうぞ宜しくお願い致します。 (2019年12月4日 23時) (レス) id: 70d77f59e6 (このIDを非表示/違反報告)
無気力(プロフ) - お疲れ様です。楽しみに待っていますね！ (2019年12月4日 23時) (レス) id: 39ab13f644 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色(プロフ) - 巳鶴さん» 心配させてしまい本当にすみませんでした！ここ最近、忙しくなってきて中々更新することが出来ませんでした。ですが、ここから先はなるべく毎日更新出来るように頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。 (2019年12月1日 17時) (レス) id: 70d77f59e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃色 | 作成日時：2019年10月25日 16時
