−Story８５− ページ36
ﾄﾚｲｼｰ「来ないでよ····！」
そう言って板を倒し、ノートンの行く手を阻む。
トレイシーはすぐに別の場所へ移動した。
ｶﾁｯ
ﾄﾚｲｼｰ「あっ····！」
別の場所へ移動する時、トレイシーの体に何かが貼り付いた。
ﾄﾚｲｼｰ(磁石····！)
慌てて方向を変えようとしたが間に合わず、トレイシーは大きな力に引かれて壁に衝突した。
ﾄﾚｲｼｰ「うわっ！」
動けない状態でいたトレイシーにノートンが攻撃を当てる。
ﾄﾚｲｼｰ「っ！」
トレイシーは攻撃を受けた時の加速で一気に別のポジションへ向かった。
板の読み合い、窓を飛び越えるタイミング····。
暫くの間二人の攻防戦が繰り広げられたが、もう一撃を貰ったトレイシーはダウンした。
低い鐘の音がマップ中に響き渡る。
トレイシーは風船に括りつけられ、そのままチェアに縛られた。
ﾄﾚｲｼｰ(せめて、解読だけでも····！)
トレイシーは縛られている状態でリモコンを取り出し、ロボットで解読を進める。
同時に２台の暗号機の解読が終わり、残りの暗号機の数は３台となった。
シルエットを確認すると、ウィリアムがトレイシーの元へ向かっていた。
ｳｨﾘｱﾑ『今助けるぜトレイシー！待ってろ！』
ﾄﾚｲｼｰ『ウィリアム····』
ﾌｨｵﾅ『念のため、長距離ワープを張っておこう。ウィリアム、受け取ってくれ。』
ｳｨﾘｱﾑ『おう！』
フィオナが長距離ワープを張るために仲間を呼ぶ。
ウィリアムがそれを受け取り、長距離ワープが作られた。
ﾌｨｵﾅ『よし、張れたぞ。』
ｳｨﾘｱﾑ『じゃあ、助けに行って来るぜ！』
ウィリアムがトレイシーの近くで待機する。
ｳｨﾘｱﾑ(ノートンのことだ。磁石を仕掛けてあるかもしれねぇ····)
サバイバー側から仕掛けられているノートンの磁石を見ることは出来ない。
磁石を踏まずに救助へ行くのはほぼ不可能に近い。
ノートンはトレイシーの近くで待機している。
磁石に引っ掛かれば無傷救助は不可能だ。
ｳｨﾘｱﾑ(····感で行くしかねぇ！)
ウィリアムは物陰から飛び出した。
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瑠璃色(プロフ) - 無気力さん» はい、宜しくお願いします！ (2020年1月2日 19時) (
レス) id: 70d77f59e6 (このIDを非表示/違反報告)
無気力(プロフ) - 明けましておめでとうございます。今年よろしくお願いします (2020年1月2日 19時) (レス) id: 39ab13f644 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色(プロフ) - 無気力さん» コメントありがとうございます！本当にごめんなさい…でも、必ずこの作品は完結させるのでどうぞ宜しくお願い致します。 (2019年12月4日 23時) (レス) id: 70d77f59e6 (このIDを非表示/違反報告)
無気力(プロフ) - お疲れ様です。楽しみに待っていますね！ (2019年12月4日 23時) (レス) id: 39ab13f644 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色(プロフ) - 巳鶴さん» 心配させてしまい本当にすみませんでした！ここ最近、忙しくなってきて中々更新することが出来ませんでした。ですが、ここから先はなるべく毎日更新出来るように頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。 (2019年12月1日 17時) (レス) id: 70d77f59e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃色 | 作成日時：2019年10月25日 16時
