−Story８３− ページ34
マイクが脱落となり、残りのサバイバーは三人で、残りの暗号機の数は２台。
だが、カヴィンはダウンしており、マーサは“起死回生”を使い尚且つ負傷状態。
真面に動けるのはヘレナのみだ。
マーサ『ごめんなさい、二人共····ヘレナ、救助を頼めるかしら····？』
ヘレナ『わ、分かりました····！マーサさんは解読をお願いします····！』
ヘレナが解読する手を止め、杖を持ってカヴィンの元へ向かった。
ヘレナ(やるしかない····！)
あまり救助が得意でないヘレナは自分にそう言い聞かせながらチェアに近づいて行った。
ナワーブがヘレナに気づく。
そして、お決まりの投げナイフをヘレナに投げた。
ヘレナは負傷した時の加速で一気にチェアへ行き、カヴィンを拘束している茨に手を掛けた。
ナワーブは“恐怖の一撃”を狙ってナイフを振るが、ヘレナがギリギリの所で茨から手を離し、ナワーブのナイフはカヴィンを縛っているチェアに当たった。
“ケバブ”だ。
ナワーブが硬直している間にヘレナはカヴィンを助けた。
ﾅﾜｰﾌﾞ「チッ····！」
ナワーブは素早く切り替えると、ナイフをカヴィンに投げた。
反応が遅れたカヴィンはナイフに当たりダウン。
ヘレナもナワーブの攻撃を貰い、ダウンした。
ヘレナ『ごめんなさい····！』
ｶｳﾞｨﾝ『すまない····！マーサだけでも逃げてくれ！』
マーサ『っ····ごめんなさい····！』
このゲームは三人脱落、一人脱出という結果となった。
＿＿＿＿
No side
部屋にあるモニターから先程のゲームを見ていたAは心配そうな表情で画面の奥側を見詰めていた。
A(私にも何か出来れば····！)
ﾅｲﾁﾝｹﾞｰﾙ『A様。』
部屋の入り口から聞こえてきたのはナイチンゲールの声だった。
Aが部屋の入り口に目を向ける。
A「ナイチンゲールさん····？」
ﾅｲﾁﾝｹﾞｰﾙ『貴方に機会を与えましょう。』
A「え····？何の機会ですか····？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 388人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「第五人格」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑠璃色(プロフ) - 無気力さん» はい、宜しくお願いします！ (2020年1月2日 19時) (
レス) id: 70d77f59e6 (このIDを非表示/違反報告)
無気力(プロフ) - 明けましておめでとうございます。今年よろしくお願いします (2020年1月2日 19時) (レス) id: 39ab13f644 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色(プロフ) - 無気力さん» コメントありがとうございます！本当にごめんなさい…でも、必ずこの作品は完結させるのでどうぞ宜しくお願い致します。 (2019年12月4日 23時) (レス) id: 70d77f59e6 (このIDを非表示/違反報告)
無気力(プロフ) - お疲れ様です。楽しみに待っていますね！ (2019年12月4日 23時) (レス) id: 39ab13f644 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色(プロフ) - 巳鶴さん» 心配させてしまい本当にすみませんでした！ここ最近、忙しくなってきて中々更新することが出来ませんでした。ですが、ここから先はなるべく毎日更新出来るように頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。 (2019年12月1日 17時) (レス) id: 70d77f59e6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：瑠璃色 | 作成日時：2019年10月25日 16時
