−Story７５− ページ26
イライ「このゲーム、出血死させた方が良かったかもしれない。その方が楽しかったな····」
ﾅﾜｰﾌﾞ「何度も斬りつけてやれば良かったぜ。そうすればもっと断末魔を聞けたのにな····」
イライさん達の様子がおかしい。
一体、どうして····！
イライ「まぁ良い。次の機会にでもするよ。」
二人が私の方を見る。
私はゾッとした。
彼らの目が本気なのだ。
ﾅﾜｰﾌﾞ「とりあえず、邪魔な奴らは全員居なくなった。」
イライ「A····
俺達と一緒に来てくれないかい？」
「え····」
絶対に嫌だ。
行きたくない。
ﾅﾜｰﾌﾞ「害を与える気は無い。ただ····
アンタが欲しいだけだ。」
イライさんが私の頬にそっと触れる。
背筋が凍りついた。
「嫌····！」
慌ててイライさん達から距離を取る。
私の体はガクガクと震えていた。
イライ「どうして拒むんだい？俺達のことが嫌いなのか？」
「そ、そういうわけでは····！」
イライ「それなら大人しくしててくれよ。」
怖い····！
嫌····！
一歩ずつ後ろに下がる。
イライ「仕方がないな····今すぐ捕まえて部屋に閉じ込めてあげるよ。手足を鎖で繋いで、逃げられないようにして····隅から隅まで愛してあげる。」
ﾅﾜｰﾌﾞ「ちゃんと世話もしてやる。それから、俺達しか見れないようにしてやるよ。」
「ひっ····！」
私は身を翻して全力で走った。
捕まったら終わり····。
捕まりたくない····！
怖い····！
ﾅﾜｰﾌﾞ「逃げても無駄だ。」
イライ「すぐに捕まえてあげるよ。」
＊＊＊
姿勢を低くし、物陰に隠れる。
このままでは捕まるのも時間の問題だ。
何としてでもハッチを探し出し、其処から逃げなくては····。
イライさんのスキルが怖い。
彼の視界に少しでも入ってしまったら居場所がバレる。
「っ····」
ゆっくりと立ち上がり、ハッチを探すために動き出す。
なるべく障害物等に体を隠すようにしながら····
だが、そう簡単には行かなかった。
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瑠璃色(プロフ) - 無気力さん» はい、宜しくお願いします！ (2020年1月2日 19時) (
レス) id: 70d77f59e6 (このIDを非表示/違反報告)
無気力(プロフ) - 明けましておめでとうございます。今年よろしくお願いします (2020年1月2日 19時) (レス) id: 39ab13f644 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色(プロフ) - 無気力さん» コメントありがとうございます！本当にごめんなさい…でも、必ずこの作品は完結させるのでどうぞ宜しくお願い致します。 (2019年12月4日 23時) (レス) id: 70d77f59e6 (このIDを非表示/違反報告)
無気力(プロフ) - お疲れ様です。楽しみに待っていますね！ (2019年12月4日 23時) (レス) id: 39ab13f644 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色(プロフ) - 巳鶴さん» 心配させてしまい本当にすみませんでした！ここ最近、忙しくなってきて中々更新することが出来ませんでした。ですが、ここから先はなるべく毎日更新出来るように頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。 (2019年12月1日 17時) (レス) id: 70d77f59e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃色 | 作成日時：2019年10月25日 16時
