逃げられない【占い師ver】 ページ4
※この話に登場する占い師はハンター化しています。
＿＿＿＿
A side
「はぁ····はぁ····」
マップ中を必死に駆け回る。
必死になってハッチを探した。
残り暗号機の数は３台。
そして、生き残っているサバイバーは私だけ。
皆、脱落してしまった。
今回のハンターは占い師のイライさん。
サバイバー皆から恐れられているハンターの内の一人だ。
彼は本当に強い。
彼に勝てた人は居ない。
イライさんとのチェイスは３０秒も持たない。
イライさんは私達の動きを読むのが上手い。
それに、存在感が１でも溜まれば凄く強くなる。
そんなイライさんから逃げている私だが、ハッチが中々見つからない。
このままではまずい。
危機を感じた私は走るスピードを上げた。
ﾄﾞｸﾝ
「！！」
心音。
イライさんが近くに居る····。
バレたらヤバい····。
なるべくイライさんの視界に少しでも入らないように身を潜めた。
「·····」
心音が止まない。
イライさんが私を探している。
「····何処に居る？」
低く凛とした声が私の耳に入る。
その声を聞いた途端、背筋がゾッとした。
怖い。
必死になって身を潜め、イライさんが違う場所へ行くのを待つ。
だが、中々離れてくれない。
「この辺に居るのは分かっている。大人しく出ておいで？A。」
「········」
見つかりたくない。
そう願うも、どうやらその願いは叶わなかったようで。
「見つけた。」
「え····？」
横を見ると、其処にはいつの間にかイライさんが居た。
イライさんは不敵な笑みを浮かべている。
その笑みに恐怖を覚えた。
「やっと見つけたよ、A。」
怖くなった私は後退った。
私が一歩下がればイライさんは一歩近づいて来る。
「どうして離れようとするんだい？絶対に逃がさないよ。」
「ひっ····！」
慌ててイライさんに背を向けて走る。
早く逃げないと····！
「逃げても無駄だ。すぐに捕まえてあげるよ。」
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瑠璃色(プロフ) - 佐倉さん» 大変長らくお待たせしてしまい申し訳ないです…ずっとお待ち頂けていたということで嬉しい限りです！ありがとうございます！ (5月28日 18時) (
レス) id: b3de71fca2 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉(プロフ) - お帰りなさい！！！ずっと待ってました！また作者様の作品が見れると思うとすごく嬉しいです！これからも頑張ってください！ (5月28日 18時) (レス) @page14 id: 073a1a646d (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ - 設定の画像の子はアプリで作ったんですか？そうであればちょっと教えて欲しいです… (2020年3月21日 13時) (レス) id: 7940f847a7 (このIDを非表示/違反報告)
鈩 - すきです…！ (2019年10月22日 19時) (レス) id: 4f2f6e9221 (このIDを非表示/違反報告)
三千幸 - すっごい性癖にドストライクです。とくに、占い師の話が面白かったです。 (2019年10月22日 14時) (レス) id: d839c37112 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃色 | 作成日時：2019年10月20日 22時
