検索窓
今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:202,395 hit

ページ4






俺は今、飲み物を出そうと思ったら、やまがお茶でいいって言うから、二人分のお茶を入れている。


やまはというと…




なんかソファに座ってソワソワしてる。笑


何回も座り直して襟を正して。
俺の方をチラチラ見て首を左右に振って。

……なんでしょうか、この癒しの生物は。









「ねぇ、やまー、氷入れるー?」


涼「え?ううん、面倒だからいいよ〜!」



「リョーカイでーす」





お茶を持ってやまの所へ。






「はい。」



涼「…ありがと。」



「うん。」





俺がコップを差し出すと、両手を出して大事そうに受け取った。

あったかいお茶でもないのに、両手でコップを持ってちびちびとお茶を飲むその姿は、可愛いなんてもんじゃない。






涼「…ゆうてぃ。」



「なに?」




涼「と、隣くれば…?」









やまはソファで、俺は地べた。
そんな俺を見かねてか、そう提案してきた。





「でも、行ってもいいの?」


涼「…変なこと、しなければ。」


「だから、したことないじゃん。笑」






そう言いつつ、俺はちゃっかりやまの隣に座る。



涼「お茶。氷、入れてくれたんだ。」


「え?あぁ、うん!冷たかったらやまが『寒い』って抱きついてくるかもっ!って思って…。笑」



涼「…馬鹿じゃねぇの?笑
絶対しないから。笑」



「いいのいいの。俺が思ってるだけだから。」





涼「…ふぅん。」









最初よりだいぶ緊張も溶けたみたいで、自然に笑ってくれるようになったやま。



それから、色んな話をした。

最近の仕事の話とか、ロケで撮った写真とか、メンバーと行ったご飯の話とか。

やまが一生懸命話してくれるから、俺も幸せな気分になった。









涼「でもね?虫に驚いて大ちゃんが抱きついてきた時は、全っ然ときめかないの!笑」




「ワハハ、大ちゃんかわいそうだよ。笑」




涼「だって大ちゃんなんだもん。
ゆうてぃだったら……。ぁ、」

・→←可愛いってこういうの!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (259 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
526人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ひじり(プロフ) - トトさん» コメントありがとうございますっ! いつも見ていただいてるみたいで嬉しいですっ!泣 ゆとやまヤバいですよね!?分かります!!頑張ります!応援ありがとうございます!! (2018年3月21日 15時) (レス) id: b0ac71fcb8 (このIDを非表示/違反報告)
トト - いつも楽しく見させていただいています!ゆとやまが大好きなのでとても嬉しいです!これからも頑張ってください! (2018年3月12日 16時) (レス) id: f89398fc8f (このIDを非表示/違反報告)
ひじり(プロフ) - aiさん» ありがとうございますっ! 本当に語彙力壊滅的ですよ?汗 頑張りますっ! (2018年2月20日 17時) (レス) id: b0ac71fcb8 (このIDを非表示/違反報告)
ai - いえいえ!(笑) 本当に二人のもどかしさが可愛いです! 語威力なんて、私からしたらすごいと思います! がんばってください! (2018年2月20日 12時) (レス) id: e60aec4299 (このIDを非表示/違反報告)
ひじり(プロフ) - aiさん» 感想ありがとうございます! このお話、可愛いって言葉連発してますよね。汗 語彙力なくて申し訳ないです。 更新頑張りますっ!ありがとうございますっ! (2018年2月20日 12時) (レス) id: b0ac71fcb8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひじり | 作成日時:2018年2月15日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。