Sanctuary <Jesse×Hokuto> (ページ4)

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＊ページ4

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「んぅ、っ」
「んふぁ、じぇし…っん」

「…ん、ほら、火傷してなくて良かったでしょ。」

「、っ、その顔ずるいよ。」
「先生こそ。」

舌は些細なことですぐに感覚を鈍らすと、前に先生が言っていた。火傷なんてした日には、きっとキスでこんな顔はしてくれない。

そっとソファに倒そうとする。
先生は素直に倒されてくれなかった。

「待った。っここ、来客用、」

「うん、知ってる。」

「…思い、出すよ？」

思い出す、か。…ごめんね先生。
貴方が俺でいっぱいになるのなら本望だ。

「思い出してよ。先生。」

ねぇ先生。
俺は貴方と出会って、色んな言葉を知ったよ。
遠回しな表現も、回りくどい誘い方も。

どれも全部、まだ未熟なものだけど。

「ここに座る人は皆、俺たちの愛に触れるんだ。」

「っ、」

「先生は思い出すね。」

「じぇし＿＿、」

「＿＿どうやって重なったのかも、
　俺がどんな顔で先生を抱いたのかも、」

「…ジェシー、」

「先生、早く抱かれて。」

返事も待たずに吸い付いた首筋が
一瞬ビクッと揺れた後、

回されていく先生の腕に俺の心も捕まった。

服を脱ぐのも面倒で、
隙間にねじ込むように肌に触れる。

先生に夢中で、苦しくなる自身にも気付かなかった。