木曜日の公園で -ytym-

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裕｢やっほ｣


涼｢…やっほ｣









裕｢……｣


涼｢……、｣









裕｢……。｣


涼｢…、なに じっと見ないで｣









裕｢んー…なんかあった？｣


涼｢いや べつに、｣


裕｢ふーん…、｣









涼｢……だから こっち見んなって＿＿｣






裕｢＿＿…あ！もしかして 先週俺が来なかったのを怒ってるんだ！ごめんね 先週はバイトの子に代わり頼まれちゃってさ…？
寂しかったよねー｣



涼｢は！？ちげぇよ！
てか 先週は俺も来てないし

自惚れんな アホ｣




裕｢あら そうなの｣









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裕｢…じゃあ なんでそんなに暗い顔してんの｣


涼｢いや だから暗い顔なんてしてないから｣




裕｢うそ そういうの通じないから
せっかく相談のってあげようと思ったのにな｣







涼｢…相談 とか、求めてない……｣









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・









裕｢……そ｣









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涼｢……｣






裕｢……あー！見てみて！ほら！｣


涼｢ん？｣






裕｢ほら、霜柱！｣




涼｢ぁ あぁ… 霜柱、｣









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裕｢もうすっかり冬だね〜｣


涼｢…うん｣





裕｢秋はどこに行ったんだか
なんか今年の秋短くない？｣


涼｢…確かに｣








裕｢あ！そうそう 冬でいつも思い出すのがさ
寒さでかじかんだ手でカメラ持ってたら落としちゃったこと！

結構気に入ってたやつだから あれは凹んだな…｣




涼｢…へぇ｣








裕｢きみは？ないの 冬の思い出｣









涼｢…んー、｣

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