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バットは空振り。
そして3人目に移り、ワンストライク、2球目。
その球は手前で
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
33「ちょ、A!聞いてねぇんだけど!」
『言うてないですよ。アツさんと新井さんとタマちゃんにしか』
ベンチ裏。
今日のマウンドで投げたのはストレート、そして
沈んで落ちる変化を持つシンカー、遅い球速で下に落ちて打者のタイミングを外すチェンジアップ。
所謂変化球である。
5「今度俺に投げてや」
『自信持てなくなるんで嫌です』
「嘘つけ!」と野次られながら忘れ物に気づいたので、練習場に向かった。
そこにあったグラブワックスを拾い上げると、何故か重みがかかった。
19「疲れた…」
『おぉ、お疲れ様です』
後ろからもたれかかる疲れたのむさんだった。
お互いナイスピッチとグータッチする。
19「変化球誰に教わったん?」
『あ、ダルさんですよ』
19「あー…そっか」
『帰ってきてチェンジアップはタマちゃんにも教えて貰いましたけど』
「シンカーは誰も投げんので」と付け足すと、控えめに大きな目がこちらに向いた。
19「…チェンジアップなら教えれるから。今度俺と練習しよ」
『え、はい!ありがとうございます』
どことなく早口で真剣なのむさんに言われ、戸惑いながら頷く。少しの間座って話をしていた。じゃけん重いですって。
51「あ!野村さん!ヒロインっすよ!」
19「任せたわ」
51「無理っす!」
2ランを打ったゾノが顔を出した。
ぷりぷりしながらのむさんを剥がそうと試みる。
51「今日ずっとAさんと一緒やったやないすか!」
『なんかちゃうぞそれ』
19「醜いで」
51「ぬ…!!」
『いやはよヒロイン行って』
81「Aがついに変化球か」
27「はい。また配球練り直さんと(笑)」
81「(アツ楽しそうだなぁ…)」
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ぽむ。(プロフ) - がらすだま-ami-2さん» めちゃくちゃ出来てます!笑、ありがとうございますー! (12月4日 21時) (レス) id: d3b9417177 (このIDを非表示/違反報告)
がらすだま-ami-2(プロフ) - ぽむ。さん» ありがとうございます!こちらも失礼します😆 (プリ小説のほうも…出来てますかね?) (12月4日 20時) (レス) id: d18e4448f5 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ。(プロフ) - がらすだま-ami-2さん» めっちゃ語りたいんで、フォロー失礼します!! (12月4日 18時) (レス) id: d3b9417177 (このIDを非表示/違反報告)
がらすだま-ami-2(プロフ) - ぽむ。さん» うわ分かる…(( 全員可愛いし面白いし良いとこで打ってくれるし…。頑張ります!!! (12月4日 18時) (レス) id: d18e4448f5 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ。(プロフ) - がらすだま-ami-2さん» めちゃめちゃ分かります…!ちなみに私の推しは、31、37、51です!!更新、頑張ってください! (12月4日 17時) (レス) id: d3b9417177 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:がらすだま-ami-2 | 作成日時:2023年7月2日 15時