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──7月9日・木──
朝、登校していると話し声が聞こえた。
「いつ見ても清すがしいね朝日が！窓ガラスにピカー！って反射して！」
「あー、校舎新しいもんね。建て替えられてからあんま経ってないって･･･親に聞いたんだけど10年前に爆発事故があったんだって」
10年前の爆発事故･･･
「それで校舎が壊れたらしくて立て替えたらしいんだけど･･･噂ではそれだけじゃなくて･･･その頃、相当数の生徒が不登校になる事件もあったらしいんだ」
校舎が壊れるくらいの爆発事故･･･？
･･･私たちがあった事故とは違うのかな
「･･･それで、綺麗な学校に作り変えたんじゃないか、って･･･」
「え、爆発事故？化学の実験中とか？･･･危ない授業だったんだなあ」
･･････
予鈴がなった･･･行かないと
◆
放課後、風花と家庭科室に来ていた。
山岸「今日はどうしようか、奏弥ちゃん。一応、本は持ってきてるんだけど･･･」
『うーん』
風花の持ってきているレシピ本をペラペラめくってみる。と、あるレシピに目がいった。
『カップケーキか･･･』
山岸「カップケーキ？で、できるかな･･･」
『じゃあ一緒に作ろ？』
山岸「う、うん。足引っ張らないように頑張るね！」
風花は張り切っているようだ。
山岸「えっと･･･まず･･･小麦粉をふるうんだよね」
『そう･･･って、え！』
ふるいにドサッと入れた袋には"上白糖"と書いてある･･･
『風花、それ砂糖だよ！』
山岸「えっ？･･･あ、ホントだ。白いから小麦粉だと思って･･･あ、ありがとう」
『あはは･･･あるある。私の料理始めたての時は砂糖と塩を間違えたことあるから･･･』
その時の料理は甘くなっちゃったなあ･･･
山岸「奏弥ちゃんにもそんな事があったんだ･･･なんだか親近感湧くな･･･」
風花はボウルにふるってからバターを入れた。
山岸「･･･混ぜるのって手でいいのかな？ハンバーグだと手でこねるよね」
『うーんと･･･泡立て器かな』
山岸「あっ･･･そ、そうなんだ。手だと全部くっついちゃうもんね」
風花は照れながら泡立て器で混ぜていく。
うーん･･･レシピにはないけどバナナを潰して入れてみるのもいいかも･･･
型に入れて後は焼くだけ･･･
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嫌われ者(プロフ) - ルナさん» コメント、ありがとうございます(*^^*)頑張ります！ (2021年3月16日 12時) (
レス) id: f438d46a26 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 続編楽しみです!アイギスのところ良かったです!応援してます！(*>∀<*) (2021年3月16日 11時) (レス) id: 5abf626923 (このIDを非表示/違反報告)
嫌われ者(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます(*^^*)見下ろす表現が難しかったので分かって貰えて嬉しいですっ！イラストはアイビスペイントを使って描いてます (2021年2月22日 18時) (レス) id: f438d46a26 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 書き忘れたのですが、イラストはなにで描いてますか？ (2021年2月22日 18時) (レス) id: 5abf626923 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 160話のイラスト理君がハイライトの入っていない目で順平のことを見下しているのが殺気を感じました。これからもイラスト楽しみにしてます(*≧∀≦) (2021年2月22日 18時) (レス) id: 5abf626923 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嫌われ者 | 作成日時：2021年2月13日 10時
