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桐条「この間、伏見が言っていた･･･そうか。彼に悪気がない事が･･･厄介だな。頭ごなしに咎める訳にもいかない･･･」
うーん･･･どうしたものか･･･
桐条先輩の一言でみんな解散していく。
桐条「奏弥もありがとう･･･」
『いえいえ、私も生徒会の一員ですから』
桐条「フッ、そうか･･･そうだな」
桐条先輩は笑っている。
･･･生徒会室を後にした。
「───！！！」
『？』
廊下に怒鳴り声が響いている。
「だぁかぁら！ショーコ持って来いっての！ショーコ！」
小田桐「証拠など必要ない。君の素行を調べさせてもらった。公園での喫煙を咎めた男性を殴った容疑で警察に任意同行を求められたそうだな？」
どうやら怒鳴り声の主は小田桐くんに詰め寄られている男子生徒のものだったようだ･･･
･･･小田桐くん
「うぅわ！まだやってるよ！あたし、あれ見たの今日で3回目」
「私のカレもやられたって超キレてた。あれはいつか誰かに殴られるよねー」
周囲の生徒は好き勝手に噂しているが遠巻きに眺めているだけだった。
小田桐「黙っていても君に有益にならないと思うがね。本当に君ではないと言うなら心当たりの名を挙げてもらおう。安心しろ、他言はしない。君の身の安全は風紀委員が保証する」
「うっぜぇーな、テメー」
詰め寄られている男子生徒は今にも殴りそうな勢いだ･･･どうにかしないと！
小田桐くんと男子生徒の間に入る。
小田桐「結城さんッ！？」
「ッ！？」
『･･･いくらなんでも手を上げちゃいけませんよ』
間一髪でその拳を受け止めた。
「いッ･･･は、はぁ？なんだお前･･･」
『ごめんなさい･･･ここは引いてくれませんか？』
「突っかかってきたのはそっちだろ！！」
拳を握った手を少しづつ緩め、拳を優しく両手で包む。
『お願いします』
「っ･･･ッチ」
男子生徒は去って行った。
小田桐「結城さ──」
『･･････』
小田桐くんの方を向く。
少し戸惑っているようだった。
『頑張ってるね』
微笑むと小田桐くんは安心したように肩を下ろした。
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嫌われ者(プロフ) - ルナさん» コメント、ありがとうございます(*^^*)頑張ります！ (2021年3月16日 12時) (
レス) id: f438d46a26 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 続編楽しみです!アイギスのところ良かったです!応援してます！(*>∀<*) (2021年3月16日 11時) (レス) id: 5abf626923 (このIDを非表示/違反報告)
嫌われ者(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます(*^^*)見下ろす表現が難しかったので分かって貰えて嬉しいですっ！イラストはアイビスペイントを使って描いてます (2021年2月22日 18時) (レス) id: f438d46a26 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 書き忘れたのですが、イラストはなにで描いてますか？ (2021年2月22日 18時) (レス) id: 5abf626923 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 160話のイラスト理君がハイライトの入っていない目で順平のことを見下しているのが殺気を感じました。これからもイラスト楽しみにしてます(*≧∀≦) (2021年2月22日 18時) (レス) id: 5abf626923 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嫌われ者 | 作成日時：2021年2月13日 10時
