天衣無縫【NARUTO】

11話：韓信の股くぐり(2) ページ49

私は口をパーカーの裾で押さえながら話す。
撥水加工してあるから大丈夫･･･なはず。


『みんな！タズナさんを連れて逃げてェー！！』


今は皆がどこかに逃げてもらわなきゃ
･･･カカシ先生･･･大丈夫よね･･････死んだり･･･しないよね。


ﾅﾙﾄ「うおおおお！！！」

ｶｶｼ「バ･･･バカよせ！」

ｻｽｹ「あいつ･･･」

ｻｸﾗ「あ！ナルトォ！！何考えてんのよ！」

『ナルト！』

再不斬「フン･･･バカが」


こちらに走ってきたナルトは再不斬に蹴られた。


ｻｸﾗ「一人で突っ込んで何考えてんのよ！いくらいきがったって下忍の私達にはに勝ち目なんてある訳･･･！！」


ナルトの持ってるのって･･･額当て？


ﾅﾙﾄ「おい･･･そこのマユ無し」

再不斬「･･･」

ﾅﾙﾄ「･･･お前の手配書(ﾋﾞﾝｺﾞﾌﾞｯｸ)に新しくのせとけ！いずれ木ノ葉隠れの火影になる男」


額当てを自分の頭に巻き再不斬を見る。


ﾅﾙﾄ「木ノ葉流忍者(･･)！うずまきナルトってな！！」


ナルト･･･


ﾅﾙﾄ「サスケ！ちょっと耳貸せ」

ｻｽｹ「何だ」

ﾅﾙﾄ「作戦がある」

ｻｽｹ「フン。あのお前がチームワークかよ･･･」


あんた･･･ちょっとは成長してんじゃん。


ﾅﾙﾄ「暴れるぜぇ･･･」









韓信の股くぐり(完)


韓信の股くぐり･･･将来に大志を抱く者は屈辱にもよく耐えるというたとえ。

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