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「お花さん , 少し摘んでも良いかしら」
森の中に入って早速
少女は綺麗な花畑を見つけて
妖精のように飛んで行きました
花のいい香りを楽しむように
鼻を近づけて植物に声をかけます｡
��少しだけなら良いですよ��
小さく聞こえてきた声
その声が聞こえれば少女は2つ3つと花を摘んで
『ありがとう』
お花達に感謝するように薄く微笑みました
それに見とれたお花達はゆらっと揺れて
その場から去っていく少女の背中を見送って
��あの子 ,狼に食べられてしまう��
小さな声でそう言いました
女の子はその声が聞こえていない様で
森の奥へと進んで歩いて行きます
パンとワインしか無かったバスケットが
今では花まで入れられて
とても可愛らしくなっていました｡
さらに先へと進むと
他のものとは比べ物にならないくらいの
大きな木が立っていました
少女は興味深々にその木に近づいて
そっと触れては , 囁くのです
『とても立派な木 , 良ければ少しこの場で休憩させてくれませんか？』
少女の声が聞こえたのか大きな木は
風が無いのに葉っぱをｻﾞｻﾞｰｯと揺らし
��勿論｡そこから右に2本目の枝はとても太いし座りやすいよ｡ 嬢ちゃんはそこに座ると良い��
その声を聞けば遠慮なく腰をかける少女
ﾎﾟｯｹに入れておいた飴を口に放り込んで
小さな植物に声をかけました｡
『貴方 , 見たことない… なんという名前？』
��ミズタマソウよ��
見たことのない植物を見かけては名前を聞いて
何十分もそこで時間を潰して
そろそろ行こうと立ち上がった瞬間
ｶﾞｻｯ と草が音をたてて揺れたのです｡
その瞬間 , 少女の耳には
��逃げて��
��今すぐ逃げて��
��はやくはやく��
植物が必死に少女に声をかけていました｡
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ドS娘 - うほぅ…最高…私切島くん大好きなんですよ！私今学校で赤ずきんのおとぎ話で作品を作って入るのですごく嬉しかったです。更新お疲れ様でした!また頑張ってください! (2018年1月18日 20時) (
レス) id: 24338c5e30 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱ寿司(プロフ) - おれんじさん» 嬉しいｺﾒﾝﾄありがとうございます！近い間にまた御伽噺のような作品を載せるつもりですので , またよろしくお願いします！´`* (2017年11月18日 0時) (レス) id: f0d28603a7 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ(プロフ) - 連載お疲れ様でした。とても楽しませてもらいました！こういう世界観がおとぎ話のような短編小説はとても好きなのでまたつくって下さったら嬉しいな…と思います。ありがとうございました！！ (2017年11月17日 19時) (レス) id: 416e989416 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱ寿司(プロフ) - makinoさん» ありがとうございます!!更新頑張ります!! (2017年11月14日 15時) (レス) id: f0d28603a7 (このIDを非表示/違反報告)
makino(プロフ) - すごい好みの小説です…!!更新頑張ってください!! (2017年11月14日 14時) (レス) id: 1d78910ac7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かっぱ寿司 | 作成日時：2017年11月14日 14時
