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……嘘。絶対嘘。
誰よりも寂しがり屋で、
俺や�陲舛磴鵝⊃�場の人たちが来ると
めちゃくちゃ嬉しそうにしとった流星が、
俺のことが嫌いやなんて。
望「………嘘つき」
流星「……っ、やって、」
望「ん？」
流星「……のぞむは、知らんやろ、っ、
俺の過去、知らんのやろ、？」
望「……っ、知らんよ」
つうっと頬に涙を流して、
それを拭うこともせんと流星は俯いた。
流星「……じゃあなんで、っ、
……っ、なんで傍におってくれるん、」
望「……、」
流星「……俺には、っ、俺には、
みんなに、、のぞむに優しくしてもらう
権利なんてないねん、っ！！、」
望「……っ、」
流星「……っげほっ、！、、っぁ、」
望「っ、ちょ、流星、」
咄嗟に手で口を覆った流星やけど、
間に合わんでベットを汚してまう。
流星「……っ、」
望「ん、ごめんごめん、
まだ気持ち悪かってんな、ええよ」
たぶんほんまに急やったんやろう。
口元を抑える流星は驚いたように
目を開いて、またぽろんと涙を落とした。
望「大丈夫、大丈夫」
流星「……っ、ぉれ、は、っ」
望「ん？」
流星「……、のぞむを、っ、
傷つけたく、ない、の、、っ、」
そう言うと、俺がなんも返さんうちに
看護師さんがやってきて。
ちょっと心が安定してないのかなって
点滴を追加された流星は
すぐにスヤスヤと眠ってもうた。
望「……っ、俺やって、」
……俺やって。
望「……っ、流星が傷つくのは嫌やよ、」
起きる気配もなく静かに眠る流星の
髪に手を乗っけて、するりと指を通す。
ふわんと、また甘い匂いがした。
……流星は、なにを抱えとるんやろう、
” 死ねばいいのに ”
流星の両親が来た時に言われとった
言葉を思い出して、胸が締め付けられる。
少し前まで彼女が大好きやった俺が
男の子にこんなに惹かれるやなんて。
「……そろそろ面会終了のお時間ですので」
望「……はい、」
幸せになりたかった。
ただただ流星と、普通に恋をして、
普通に付き合って、一緒に暮らしたくて。
望「……また来るな、流星」
やけど、やっぱり、
そう簡単には行かへんかったんよね。
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夏空(プロフ) - めめさん» ほんとですか〜〜！ありがとうございます( ;︎︎ ; )感想とっても嬉しいです！！クリスマスまでには完結させたいなあと考えていますので、ぜひたのしみにして頂けたら嬉しいです。ぜひTwitterにも遊びに来てくださいな！ (2021年12月18日 18時) (
レス) @page40 id: 863383abbd (このIDを非表示/違反報告)
めめ - エンディングの時からすごい好きで長編にしてくれてすごい嬉しかったです。毎回更新の日が嬉しくて待ちどうしいです二人がどうして出会ったのかが知れておもしろいです後悔がとても感動しました。これからも頑張ってください (2021年12月5日 20時) (レス) id: 3e215b69c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏空
| 作成日時：2021年8月18日 21時
