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望「……、っはぁ、はぁ、っ、」
�陲舛磴鵑�ら電話がかかってきて
20分経って。
辺りも暗くなり始めたし、
なにより寒くなり始めた。
当たり前やけど、ただ一目惚れしたって
だけで流星のことはなんも知らん俺が、
流星のよく行く場所なんて分かるはずもなくて
望「……あ、」
……電話、ダメ元でもええから、
�陲舛磴鵑�掛けて繋がらんかったらしいけど
それはたまたまかもしれへんし。
あわよくば、俺からの電話やからって
通話ボタンを押してくれ、なんて、
少しだけ願ったりもしたんよね、
purururururururu、、
『……っ、の、』
望「……、っ、流星！！？」
荒い呼吸音と、ザワザワした人の声。
俺の電話は、確かに繋がっとった。
望「っ、流星、どこにおんねんっ、！」
流星『……、ぅ、、の、む、っ』
望「なにやってんの、なぁ、場所教えてっ、」
流星『……はぁ、っ、のぞむ、っ、、ぉれ、』
ヒュウヒュウと喘鳴みたいな嫌な音がして、
絞り出す流星の声もほんまに小さい。
望「うん、のぞむやで、大丈夫」
流星『……のぞむ、俺、ぉれな、っ、
……、っはぁ、もう苦しいねん、っ、、』
限界なんて超えた、
初めて聞く流星の声やった。
流星『……くるしくて、っ、おれ、、っ、
もう嫌やねん、っ、はぁ、っ死にたい、っ』
望「……っだめ、絶対だめ、っ、！
どこにおるん、なぁ、流星っ！！！」
電話越しに聞こえる嗚咽と、
その奥に、聞き覚えのあるあの音。
望「……あ、」
……そうや、電車、電車の音。
望「……っ流星、そこで待っとって、
なんもせんと、そこにずっとおって、お願い」
ここから近い駅は、ひとつしかない。
全力で走ったらたぶん、10分以内。
それまで、なんとか。
流星『……っ、げほっ、ぅ、、のぞむ、』
望「もう喋らんでええよ、流星、
寒いんやろ？苦しいんやろ？
俺があっためたるから、そこにおって、」
流星『……っ、ぁんな、っ、』
望「……っなに？どしたん？」
流星『……おれ、俺な、っ、』
望「ぅん？」
流星が荒い呼吸の中、
すぅ、っと小さく息を吸ったのが聞こえた。
流星『……人を、殺したことがあんねん、っ』
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夏空(プロフ) - めめさん» ほんとですか〜〜！ありがとうございます( ;︎︎ ; )感想とっても嬉しいです！！クリスマスまでには完結させたいなあと考えていますので、ぜひたのしみにして頂けたら嬉しいです。ぜひTwitterにも遊びに来てくださいな！ (2021年12月18日 18時) (
レス) @page40 id: 863383abbd (このIDを非表示/違反報告)
めめ - エンディングの時からすごい好きで長編にしてくれてすごい嬉しかったです。毎回更新の日が嬉しくて待ちどうしいです二人がどうして出会ったのかが知れておもしろいです後悔がとても感動しました。これからも頑張ってください (2021年12月5日 20時) (レス) id: 3e215b69c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏空
| 作成日時：2021年8月18日 21時
