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望「……こんにちは、」
流星「……ぁ、」
次の日。
昨日と違ってちゃんとお見舞いの
お菓子も買って、今度は一人でやってきた。
流星「……こんにちは」
俺が一人やってことに少し驚いた様子の
流星さんは、体を起こして口角を上げる。
流星「……話し相手、
欲しいなって思ってたとこなんです」
望「……僕でよければ、ぜひ」
今日はヘアカタログをじっと見とった彼は、
昨日と違って熱もないみたい。
予告もなく急に一人で来たんに、
嫌そうな顔どころかニコニコしてくれるから
またほわっと幸せな気持ちになる。
流星「……今日は調子ええんです」
天気も良くて、って嬉しそうに空を見るから、
散歩どうですかって誘うと、ぜひって。
流星「……ごめんなさい、遅くて、」
望「ぜんぜん、気をつけてください、」
真っ白な少しデカめのTシャツを着て、
カラカラと点滴を引く流星さんは
歩く速度もゆっくりやから
俺もチラチラ横を気にしてまう。
流星「�陲舛磴鵑�らな緊張するなあ、」
望「……ごめんなさい、急に来ちゃって」
流星「ぁ、ええんです、うれしくて、」
外に出るとふわんと風が吹いて、
彼の綺麗な茶髪が揺れた。
バニラがまた優しく香って、
きっとこれは彼の香水なんやと理解する。
流星「……�陲舛磴鵑里�つかいですか？」
望「おつかい？」
流星「ぁ、いや、�陲舛磴鵑砲覆砲�
渡すものでも頼まれたんかなって、」
望「……ぁ、いや、違います、
むしろ、�陲舛磴鵑砲脇盻錣如�
……会いたくて、来ちゃいました、」
流星「……っ、ふふっ、」
かなり勇気を出してそう言うと、
流星さんは少し俺を見て楽しそうに笑った。
望「……ぇ、っと、」
流星「……望さん、耳真っ赤、」
望「……ぁ、いやあの、っ、」
思わず両耳を手で覆うと、
可愛ええからええの、ってそっと
耳から手を離される俺。
会いたいやなんて、嬉しいなあって
流星さんが呟いた言葉は、
綺麗な青空に飲まれて消える。
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夏空(プロフ) - めめさん» ほんとですか〜〜！ありがとうございます( ;︎︎ ; )感想とっても嬉しいです！！クリスマスまでには完結させたいなあと考えていますので、ぜひたのしみにして頂けたら嬉しいです。ぜひTwitterにも遊びに来てくださいな！ (2021年12月18日 18時) (
レス) @page40 id: 863383abbd (このIDを非表示/違反報告)
めめ - エンディングの時からすごい好きで長編にしてくれてすごい嬉しかったです。毎回更新の日が嬉しくて待ちどうしいです二人がどうして出会ったのかが知れておもしろいです後悔がとても感動しました。これからも頑張ってください (2021年12月5日 20時) (レス) id: 3e215b69c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏空
| 作成日時：2021年8月18日 21時
