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流星「ねつ、ない?しんどくない?


俺行くけど、なんかあったら連絡してよ、」






過保護な彼氏みたいに俺を心配した流星は
一瞬で新しい服に着替えて、眼鏡をかけて、
ご飯も食べんとコーヒーだけ持って
さっさと玄関に行ってしまった。






流星「昼からやろ?頑張ってな」






大毅「おん、ほんまありがとうな、


……ちょ、寝癖立ってるで(笑)」







後ろがピンと跳ねた流星の髪を撫でると、
へへっと彼は笑う。






大毅「……あれ、でもなんで、」






さっきまでは椅子に座って寝とったから、
寝癖なんてつかへん体勢やったはずやねんな、




どういうことやろ、って考えとると、
ある答えに辿り着いて、ほわっと心が暖かくなる。







大毅「……流星、昨日の夜、


寝癖も直さんと俺のこと助けに来てくれたん」







流星「そりゃあな、死にそうな声やったから」






大毅「……ふふっ、ありがとう」






流星「はいはい(笑)じゃあな」






ちょっとだけ寝癖を気にしながら
家を出た流星に手を振って、
さっきのソファーにまた横になった。





大丈夫なんて言ったけど、
まだ体が重くて動けへん感じがするから
もう少し寝かせてもらおうかな、




” ちょ〜流星寝癖立ってるで、

ほんま、どんな体勢で寝たん! ”




って、きっと今神ちゃんに言われとる
であろう流星が容易に想像できて、
ふふってまた笑ってまう。





幸せやなあ、なんか。
メンバーって、なんでこんな暖かいんやろ。






なんだかめちゃくちゃ嬉しくなって、
自分の携帯を取り出して、
流星にありがとうメッセージを
送ると、後ろの方からピコンと通知音がして。






……アイツ、携帯忘れとるんやけど。







fin.

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なのな(プロフ) - しげりゅせのこの話好きすぎます!この2人はよ付き合えばいいのにはよ付き合えばいいのにって思いながら見てます思いながら見てます!好きです♡ (2023年1月31日 18時) (レス) @page5 id: 46e7d5576d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏空 | 作成日時:2021年7月4日 21時

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