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side.大毅
隣のクラスの神山智洋くん、
実はずっと気になっとる存在やった。
大人しくていつも俯いとって、
でもホンマに綺麗な顔しとって。
駅のホームで喘息になっとった時、
まだしんどいやろうにありがとうって
控えめに笑った彼が可愛くて
ちょっと近づいてみようって思った。
望「おーい！しげ！ここ教えてや」
大毅「ええよ、どこ？」
休み時間になっていちばんに俺に
数学の問題を持ってやってきたのは、
友達の小瀧望。
もう長い付き合いで、10年は一緒におる。
大毅「ここが〜ほら、10になるやろ？」
望「おんおん、あ、足したらね」
小瀧は素直でええ奴やから、俺はこうやって
勉強を教える時間が好きやったりする。
大毅「やからさ、2で割ればええねん」
望「............しげ？」
大毅「そんでここを因数分解してさ」
望「しげ、おい、」
大毅「なに？........え、」
小瀧の声に顔を上げると、
目の前に立っとったのは意外な人物で、
智洋「............っ、しげ、」
大毅「え、とも？、どした、、っおい！」
俯いてポロポロ涙を流すともが
初めて俺をしげと呼んだ直後、
その体がふらっと傾いた。
望「......ちょ、っ、大丈夫か」
大毅「ぅわ、すげぇ熱やわ、」
慌てて抱きとめたものの、人が倒れた
もんやからクラスは大パニック。
騒がれるのはともが嫌やろうから
小瀧と一緒に俺の背中に急いで乗っけた。
望「�陲舛磴鵑箸街圓魁�
大毅「おん、」
保健室までの道のりがやけに長く感じて、
背中から伝わる熱さが可哀想になる。
大毅「頑張れ、もうちょいやからな」
ギュッと目を瞑るともは、
俺の言葉に返事はせえへんかった。
崇裕「......あ〜、とも今日あかんかったか」
望「......とも？�陲舛磴鹵里辰箸襪鵝�」
崇裕「知っとる知っとる、よう来るねん」
大毅「そうなんや、知らんかった」
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夏空(プロフ) - Parallelさん» 返信遅くなっちゃってほんっとうに申し訳ありません！！なんて素敵な感想、、ありがとうございます( ; ; )これからも気に入って頂ける作品を作れるよう頑張ります！ (2021年5月13日 23時) (
レス) id: 863383abbd (このIDを非表示/違反報告)
Parallel(プロフ) - 今回のもめちゃめちゃ好きです〜！！夏空さんの書く優しい台詞にはいつも泣きそうになってしまいます。これからも楽しみにしています！！ (2021年4月20日 1時) (レス) id: 86c265b2ef (このIDを非表示/違反報告)
夏空(プロフ) - まつりさん» お返事遅くなり申し訳ありません( ; ; )素敵なリクエストありがとうございました！またお待ちしておりますね！ (2021年4月12日 20時) (レス) id: 863383abbd (このIDを非表示/違反報告)
夏空(プロフ) - マロンさん» ありがとうございます( ; ; )面白いお話を届けられるよう頑張りますね！ (2021年4月12日 20時) (レス) id: 863383abbd (このIDを非表示/違反報告)
マロン(プロフ) - Twitterフォローさせて頂きました!! (2021年4月12日 7時) (レス) id: 4927ce89d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏空
| 作成日時：2021年2月27日 20時
