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保健室に着くと、ちょっと外で待っとき
って俺を外に連れ出して、
俺が入った時には、流星は色んな機械に
繋げられとった。
大毅「......っ、」
照史「そんな顔せんの〜、な？(笑)
流星は大丈夫やから、もう大丈夫、」
優しい照史はよしよしと俺の頭を撫でて、
ベッドの隣の椅子に座らせてくれる。
照史「見慣れとる大毅でも、やっぱ怖いん」
大毅「......ぅん、」
照史「......流星は強い子やで、大丈夫」
大毅「......ぅん、わかっとる、」
......そう、流星なら大丈夫、
ちゃんとわかっとるんやけど、
大毅「............怖いねん、
......今日やって俺が流星おらんことに
気付かへんかったら、、もしかしたら、っ」
照史「......うん、」
大毅「......しかもこんな大きい機械に
繋がれるとさぁ、なんか、怖くて、っ、」
......流星が、離れてく気がする。
いつもみたいに笑っとったら、突然。
流星の側におれんくなるかもしれへん。
俺の知らんうちに、離れてくかもしれへん。
それが、ほんまにほんまに、、、怖い。
照史「......大毅は、優しいな、」
大毅「......っ、」
ふわっと香るコーヒーの香りと、
俺に差し出されるマグカップに入った
あったかいココアの香り。
照史「......それでええと思うよ、俺は」
大毅「......ぇ、」
照史「大毅は流星のことが好きやから、
そやって怖いって思うんやと思う、
......やって、これが知らん人やったら
絶対全然怖くないやろ？」
大毅「......っ、」
照史「....しかも流星って基本強がりやけど
大毅には熱あっても隠さんと言うやろ、
......流星も多分、大毅のことホンマに
信用しとるし、好きなんやと思うで、」
大毅「......っ、ぅん、」
じわじわと涙が溢れそうで、
慌てて上を向いた。
流星は離れていかへん。絶対。
大丈夫、ずっとふたりでおれる。
照史「じゃ、ちょっとここ閉めるで、
しげまだここおっててええよ、
担任には許可取っとくから。
......流星のこと、頼んだで、」
大毅「......はい、」
ベッドの周りにあるカーテンを閉めて、
照史と俺ら2人の間に布1枚の壁ができる。
こうやってさりげなく2人に
してくれるとこ、やっぱり好きや、
......照史には、ホンマになにも適わへん。
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夏空(プロフ) - Parallelさん» 返信遅くなっちゃってほんっとうに申し訳ありません！！なんて素敵な感想、、ありがとうございます( ; ; )これからも気に入って頂ける作品を作れるよう頑張ります！ (2021年5月13日 23時) (
レス) id: 863383abbd (このIDを非表示/違反報告)
Parallel(プロフ) - 今回のもめちゃめちゃ好きです〜！！夏空さんの書く優しい台詞にはいつも泣きそうになってしまいます。これからも楽しみにしています！！ (2021年4月20日 1時) (レス) id: 86c265b2ef (このIDを非表示/違反報告)
夏空(プロフ) - まつりさん» お返事遅くなり申し訳ありません( ; ; )素敵なリクエストありがとうございました！またお待ちしておりますね！ (2021年4月12日 20時) (レス) id: 863383abbd (このIDを非表示/違反報告)
夏空(プロフ) - マロンさん» ありがとうございます( ; ; )面白いお話を届けられるよう頑張りますね！ (2021年4月12日 20時) (レス) id: 863383abbd (このIDを非表示/違反報告)
マロン(プロフ) - Twitterフォローさせて頂きました!! (2021年4月12日 7時) (レス) id: 4927ce89d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏空
| 作成日時：2021年2月27日 20時
