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大毅「......なぁ、聞こえとる？」
望「......」
大毅「話しかけとるんに、無視は酷ない？」
きっと俺の前に小瀧に話しかけとる
人たちは、優しい人ばっかりやから
こんな風に冷たく言ってへんのやろな、
神ちゃんがわさわさと動き出して、
ダメ、ダメって俺の視界の隅で首を振る。
大毅「......はぁ、別にええけど、
そんなんしてたら誰も助けてくれんで」
鞄の中にあったスポーツドリンクを
見つけ出して、小瀧の前の机に置いてやった
去り際にちらりと小瀧の顔を見ると、
なんでか寂しそうな顔をしとって、
なんなん、分かりづらいやつ。
智洋「......もぅ、しげ、」
大毅「ははっ、ごめんて(笑)」
智洋「......ぜったい油注いだよ、」
小瀧を心配そうに見つめる神ちゃんが
可愛くて、思わず笑ってまう。
智洋「......行った方がええかなあ」
大毅「素直にキツイって言うまで
放っといたほうがええんちゃう？
今行ったらだれでも追い返されるで、」
智洋「......そうかなぁ」
そんなことを言うとる間に淳太が
やって来て、おはようと挨拶。
淳太「......なにやってんの」
大毅「......小瀧、体調悪いっぽい」
淳太「......え、大丈夫なん？
なんでこんなとこから覗いとんの」
大毅「......行ったらわかる」
あ、わかったって察した淳太は、
俺はやめとくわってヘラヘラ笑う。
確かに、淳太は行かん方がええわ(笑)
智洋「......どうしよ、ほんま、」
ライブとはちょっと違うトークライブ
やから、かなり喋る時間があるわけで、
今のまんまやったらお客さんに
変に思われてまうやろな、
その後10分遅刻してやってきた流星に
小瀧のとこに行かせたけど
ようわからんまま帰ってきたし、
今は6人誰も受け付けへんらしい。
望「......っ、げほげほっ、！っ」
楽屋の中やのに皆小瀧に気を使って
大人しく過ごしとると、
彼はソファーに横になっとった体を
怠そうに持ち上げた。
望「......はぁ、っ、ゲホッ、ぇほ、」
今まで静かに横になっとったのに
変に乱れた咳をして、小さくえずく。
さすがにこれにはみんな気になって
ちらりと様子を伺うと、
それに察した小瀧は部屋を出てってもうた。
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夏空(プロフ) - Parallelさん» 返信遅くなっちゃってほんっとうに申し訳ありません！！なんて素敵な感想、、ありがとうございます( ; ; )これからも気に入って頂ける作品を作れるよう頑張ります！ (2021年5月13日 23時) (
レス) id: 863383abbd (このIDを非表示/違反報告)
Parallel(プロフ) - 今回のもめちゃめちゃ好きです〜！！夏空さんの書く優しい台詞にはいつも泣きそうになってしまいます。これからも楽しみにしています！！ (2021年4月20日 1時) (レス) id: 86c265b2ef (このIDを非表示/違反報告)
夏空(プロフ) - まつりさん» お返事遅くなり申し訳ありません( ; ; )素敵なリクエストありがとうございました！またお待ちしておりますね！ (2021年4月12日 20時) (レス) id: 863383abbd (このIDを非表示/違反報告)
夏空(プロフ) - マロンさん» ありがとうございます( ; ; )面白いお話を届けられるよう頑張りますね！ (2021年4月12日 20時) (レス) id: 863383abbd (このIDを非表示/違反報告)
マロン(プロフ) - Twitterフォローさせて頂きました!! (2021年4月12日 7時) (レス) id: 4927ce89d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏空
| 作成日時：2021年2月27日 20時
