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流星「......でもな、それとおんなじくらい
俺も大毅のことが大切やの、」
大毅「......っ、」
流星「やから、大毅にはしんどい思いも
辛い思いもして欲しくないなあ、」
視界がぼやけて頬に温かいものが流れた。
気づくと、大毅の前にぽたんと
涙がこぼれ落ちとって。
それに気づいた大毅が、
俺の胸からゆっくりと顔を上げる。
流星「......ん？ごめんごめん、(笑)」
下から見上げる大毅と目が合って、
恥ずかしくなって涙を拭った。
流星「......うぉ、、大毅？」
その途端、腕を俺の首に回して
被さるように抱きついてきた大毅。
大毅「......、ご、めん、っ、」
流星「......っ、」
大毅「......、ぁりがとう、っ、」
流星「......っ、ふふ、遅いねん、」
......きっともう、大丈夫。
行こう？って大毅を立たせて、
窓から俺の部屋に渡ってもらう。
俺の服とタオルを渡して、
シャワーに入ってもらった。
流星「ごめんな、おかん、」
「ううん、大毅くんの顔久々に見たなあ」
俺のおかんは、全てを知っとるかのように
なんにも言わへんかった。
大毅がお風呂に入っとる間に
大毅の部屋を掃除して、綺麗にして。
その時に見えた机の上のノートには、
相変わらずたくさんの計算式が
書いてあった。
流星「ん、おかえり」
大毅「......ありがとう、お風呂、」
大毅の頭にかかっとったタオルで
髪を優しく拭いてあげる。
体がしんどくてもう動けへんような
感じやったから、ドライヤーもやってあげた
流星「......今日はもうここで寝え？」
大毅「でも、流星は、」
流星「俺は別の布団があんねん、
ほら、病人は寝たほうがええ、」
さっさと俺のベットに大毅を寝かせて、
布団を被せると、彼は少し眉を下げる。
大毅「......流星、」
流星「......んー？」
大毅「......おれ、、ほんま、っ、」
流星「ええよ、ぜんぜん、」
″ ありがとう ″か ″ごめんなさい ″
きっとその二言のうちどちらか。
大毅は優しくて頭良くて、
やけどほんまに気にしいな子やから、
流星「......おやすみ、」
大毅「......ぅん、っ、」
パチッと電気を消して、
その夜の俺の寝床は床の上やった。
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s.d.west(プロフ) - 夏空さん» ありがとうございます！ (2021年2月27日 22時) (
レス) id: 30e47630a4 (このIDを非表示/違反報告)
夏空(プロフ) - s.d.westさん» コメントありがとうございます！リクエスト順に書いていますのでお待ちください（ ; ; ） (2021年2月27日 21時) (レス) id: eb910860dd (このIDを非表示/違反報告)
s.d.west(プロフ) - そろそろ、しげのリアル設定でのお話みたいです！待ってます！ (2021年2月27日 20時) (レス) id: 30e47630a4 (このIDを非表示/違反報告)
夏空(プロフ) - えまさん» リクエストありがとうございます（ ; ; ）最近桃さん弱り少なかったのでとっても嬉しいです〜！ありがとうございます！！ (2021年1月17日 20時) (レス) id: eb910860dd (このIDを非表示/違反報告)
夏空(プロフ) - まつりさん» はじめまして！わわ！とっても素敵なかみしげちゃん（ ; ; ）ありがとうございます！！気に入って頂けるよう頑張ります〜〜！！ (2021年1月17日 20時) (レス) id: eb910860dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏空
| 作成日時：2020年11月23日 18時
