第18話 ページ18
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デート当日。
こんな平凡である私も、しっかりとした女の子である。
なので、好きな人に可愛く見られたいという思いはしっかりと持っている。
私は鏡に移る自分とにらめっこしながら、笑ったり眉を寄せたりといろんな顔をした。
それが終わると、先ほどとの鏡とは違う全身が見える鏡の前に立ち、どこか変なところはないだろうかと再確認をする。
「うん、いい感じ！」
白いシアーブラウスに淡い紫のパンツ。
緩くまいた髪に、服に合わせた柔らかめのメイク。
自分的にはかなりいい感じだ。
テンションが上がり、調子に乗ってくるりと回ってみたりする。
うん、変じゃないと思う。
ちら、と時計を見ると、いつの間にか家を出ようと思っていた時間になっていた。
「わ、もう行かなきゃ！」
玄関まで駆け足で移動し、靴を履く。
いつもは履かない、少しヒールがある可愛らしい靴。
それを履けば、なんだか昨日の自分とは違う自分になった気がして笑みが零れた。
よし、と小さく気合を入れて、扉を開ける。
「いってきまーす！」
その日のいってきますは、いつもよりも数段明るいなと自分でも思った。
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なっつ(プロフ) - めっちゃハマりました〜！何回も読み直してます！続き待ってますね★ (2019年7月12日 8時) (
レス) id: 891cb8f982 (このIDを非表示/違反報告)
ヨシ - 轟君がピュアで可愛すぎる…！いいですね、ピュアろき君！更新楽しみにしてます！ (2019年7月3日 22時) (レス) id: 59138960e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨夜なつ | 作成日時：2019年5月24日 20時
