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美術 ページ5
「、、、」
「、、、」
やりづらい。高木さんは美術部なんだけどなんか、モデルになって欲しいらしい。
いいんだけどさ、別にいいんだけどいつもの高木さんを知ってるから凄く真面目に見つめられると何か、居づらい。
「、、、高木さん」
「、、、」
まじで返事しないじゃんか。
よく見ると高木さんって可愛いよね。
うん、、、うん？
「Souさん」
「ん？」
「意外に整った顔してますよね」
「、、、へっ」
一気に顔に熱が集まるのが自分でもわかった。
こういうこと急にぶっ込んでくるから本当に読めないんだよ。
「き、急になんなの、、、早く絵書いて」
「いや、整ってるなと思って」
ちょろい、我ながらチョロすぎる。
「え、照れてます？」
「はっ?!」
「いや、Souなのかと思いまして」
「相変わらず弄るね!!!」
教室もうみんな誰もいないよ。ただ僕が黒板を見つめながらツッこんでて高木さんがひたすら鉛筆を走らせているっていう、、、ね。
「本当にかっこいいですね」
「ほんとかっこいい」
「、、、あぁもう!!!いいから早く＿＿」
「Eveせんせ」
「知ってたけど!!!」
別にガッカリしてないけど!!!
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作者名：あき | 作成日時：2019年7月2日 0時
