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むっつりーち。そのご ページ5
「っう…」
痛みを訴える声が耳元で響く。口の中には鉄の香りと、肩から垂れる赤い液体も見えた
だがこの本能は押さえられなくて、その状態のまま固まる
「少々、噛みグセがあるようですね…」
そいつは冗談っぽく、優しく笑いながら俺の長くもない髪を撫でた
そしてまた、水の中に沈められる
今度は呼吸がちゃんとできて、苦しくなかった
優しく包む温い体温がちょうど良くて、ゆっくりとかされる髪と同じように俺の心も絆されたのか
こいつの作る水の流れが心地いい
カパ、肩から口を離して、色の違う彼の目を見つめた
「ああ、ほんとうに」
イケナイね、こんなこと
声が、泡の中でぶくりと消えた
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駄作者うゆ*(プロフ) - 好きすぎて何回も読み返してしまいます!更新頑張ってください! (2022年8月25日 0時) (レス) id: 09414cba83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れてぃ | 作成日時:2020年9月26日 0時