囚われ女のシークレットストーリー (ページ3)

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3 実践形式...? ページ3

「一番デートに誘うの上手なのって誰だと思います。」珍しくとなりの実井が話しかけてきた。「デート。」みんな上手そうだけど誰か一人って限定は難しい。「やはり、実践形式じゃないと判断つきませんかね。」実井の発言に頷く。「うーん、そうかも。」

　「ねえ、名前ってさ週末暇だったりする。」柔らかい声色はおひさまを連想させる。「うーん、特にはないかな。甘利どうかしたの。」彼が悩みながら声を発した。「今度ね、外国からいとこの女の子が遊びに来るんだけどプレゼントをあげたいんだ。一緒に選ぶの手伝ってくれないかな。」

ｶﾝｶﾝｶーﾝ

実井「プレゼントを選ぶ名目でデートへ誘う。下心が見えにくい誘い方でなおかつ乗りやすい約束ですねー。」

神永「そうですねー、一緒にと言うのがポイントですね。解説は以上です。現場にお返しします。」

「名前、今日の放課後なんだがちょっと付き合ってくれないか。」福本からのお願いは珍しい。「うん、良いよ福本。今日何んも無いし。」放課後の予定を確認する。「勉強に付き合ってはくれないだろうか。礼に駅前のスイーツを奢る、でどうだ。」

ｶﾝｶﾝｶーﾝ

田崎「現場の田崎です。ただ今、駅前にあるスイーツ店に来ています。店内では複数のカップルがスイーツの食べさせ合いを行っております。」

波多野「現場の田崎さんありがとうございます。図書館での勉強の後、スイーツとなると口実作りにはもってこいですし。この勉強会が定期開催になることが予想されますね。解説は以上です。現場にお返しします。」